【寝る前3分】意識が内側に向きやすくなる夜に…不安・モヤモヤを放出する「胸を開く」ストレッチ
日中とは違った夜の静寂に心が安らぐことがあれば、それとは反対に不安に襲われることはありませんか? この不安感には外部からの刺激が減って、意識が自分の内側に向きやすくなることも関係しています。また不安を感じている時は、意識だけでなく体も内側に入っていきやすく、呼吸が浅くなって不安をさらに増幅させてしまうこともあるんです。そこで今回は、夜に感じるモヤモヤ・ザワザワした不安感を放出するのに役立つ【ベッドの上で簡単・3分】ストレッチをご紹介。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
不安で眠れない夜に…モヤモヤを放出する対処法
日中は平気なのに、夜になると不安で心がモヤモヤ・ザワザワする―と、いう経験はありませんか?
多くの人にとって夜は、1日の活動が終わった後の静穏な時間帯です。自宅で1人で過ごしていると、静けさが強調される、他者とのコミュニケーションが減るなどして孤独感が増すことがあるかもしれません。また、外部からの刺激が減ると、自分の内側に意識が向きがちになることもあるでしょう。
例えば、その日に起こった出来事の振り返りをして失敗にとらわれてしまう、深く反省をしすぎてしまうなど、不安がどんどん増幅していって眠れなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
このような時間帯による不安感は、静けさや思考の自由さのほかにも自律神経のバランス、セロトニンの低下などが関係することもあるので、誰にでも起こりうる現象なんです。
それと、不安を感じている時というのは、姿勢にも特徴があります。背中が丸くなり、胸が閉じてうつむいた前かがみの姿勢になると、呼吸が浅くなって不安を助長してしまうんです。
不安を感じる時に「胸を開く」といい理由
まず、胸を開くと呼吸が深まります。深い呼吸は副交感神経を優位にして、不安やストレスを和らげる効果に期待できます。
そして、胸は7つあるチャクラの下から4番目・アナーハタ・チャクラ(ハート・チャクラ)がある場所です。アナーハタ・チャクラは、私たちが感情のバランスを取るための重要なエネルギーポイントだと考えられており、ここが閉じていると、信頼の欠如や不安・恐れに駆られやすくなると言われています。
胸を開くことは、アナーハタ・チャクラを活性化することにもつながるため、不安を感じている時は体の前面を解放するようなストレッチをするのも効果的です。
ここからは、寝る前にベッドの上でできるモヤモヤ放出に役立つストレッチをおこなっていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【寝る前3分】夜の不安感を放出する「胸を開く」ストレッチ
<やり方>
1)肩の下に手首、股関節の下にひざをついて四つ這いになる。手とひざをヨガマット幅に開く
2)お尻をうしろに引く
3)ひじを床につき、手のひらを上に向ける。手の小指同士をつける
4)胸を床に近づけて開く。ひじの位置を調整し、体の前面が心地良くストレッチされる姿勢に整えて呼吸を繰り返す<回数:5呼吸×2~3セット>
体の力みや頭の中をめぐる思考は、吐く息に乗せて手放すイメージをしてみて!
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