夏の目の疲れに【目のツボ4か所】寝つきも良くなるツボ押しのやり方
夏の目の疲れ、放置していませんか?暑い季節は、太陽の刺激も強く目も疲れやすくなります。寝る前にケアすることで、目の疲れにプラスして寝つきも眠りの質も良くなるツボ押しをご紹介します。
夏の目の疲れを放置は危険!
夏は強い太陽の光や冷房による乾燥などにより、目が疲れやすくなります。特に女性は、汗でメイクが目に入ったりといった負担も重なり、目のまわりの疲れを感じやすい季節です。夏の目の疲れのケアを怠ると、頭痛・肩こりなどの不調に加え、疲れているのに眠れないといった睡眠の質の低下にもつながります。また、40代以降の女性は、更年期に伴うホルモン変動の影響で、目の不調を感じやすくなることがあります。
疲れ?更年期症状?目に現れる不調とは?
実は更年期の不調の一環として、目に症状が現れることもあります。加齢かな、疲れかな、と放置せずに更年期の症状として認知し対処することで、悪化を防ぐことができるかもしれません。更年期症状として目に現れやすい不調の代表的な例は以下の通り。
●ドライアイ
女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、涙の分泌が減少し、目が乾きやすくなります。異物感や痛みを伴うことも。
●目のかすみ・ピント調節のしづらさ
加齢により水晶体の調節機能が低下し、見えづらさや老眼の進行を感じやすくなります。更年期の時期と重なることもあり、症状を強く自覚しやすいことがあります。
●目の疲れ(眼精疲労)
自律神経の乱れが影響し、目が疲れやすく、重たく感じることがあります。頭痛や肩こりを伴うことも。
●光に敏感になる(羞明)
光がまぶしく感じることがあり、外出時やパソコン作業がつらくなる場合も。
●視力の変動
一時的に視力が落ちたり、見え方が日によって違ったりすることがあります。
特に夏の日差しが眩しいと感じることが増えてきたという事であれば、目を守るためにサングラスを使用することがオススメ。ただ、暗い場所でサングラスをかけていると逆に瞳孔が自然に拡張して光を取り込もうとするため、暗い場所でサングラスをかけ続けると瞳孔が開いた状態が続き、眩しさや乾燥を感じやすくなる場合もあります。サングラスを使用する際は、こまめに着用する・はずすを調整することも大切なポイントです。
夏の目の疲れは睡眠の質も下げる?
目の疲れは、睡眠の質も下げ、身体の疲労の蓄積にもつながります。その理由は、光などの刺激が交感神経を優位に働かせ、脳が「まだ活動中」と錯覚してしまうため、入眠が遅れがちになるためです。また、眼精疲労による頭痛や肩こりが寝つきを悪くし、眠りを浅くする原因にもなります。目の疲れを含む夏の蓄積疲労が、季節の変わり目に体調不良として表れることもあります。
夏の目の疲れは寝る前にケア
強い日を浴びた日は特に、寝る前に目の周りのケアを行ってみませんか。寝つきも良くなるだけでなくリラックス効果で眠りの質も高まる可能性大!今回は、寝たままで手軽にできる目の周りのツボ押しをご紹介します。
【ツボ押しの方法】
親指で目の真ん中の下(骨のくぼみ)=承泣(しょうきゅう)、薬指で目頭=晴明(せいめい)、中指で眉頭=攅竹(さんちく)、人差し指で眉尻=絲竹空(しちくくう)を押すします。指をツボのあたりに置いたら目を閉じて、やさしく指の腹で押してみましょう。血流が促進され、目元がすっきりしますよ。
▼指の置く位置をインストラクターの動画でチェック
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