ウエストのくびれができない原因は肋骨にあり!くびれ作りのための胸式呼吸法
太っているわけではないのにくびれがないのは寸胴だから仕方ない、昔はあったくびれがなくなったのは年齢のせいと諦めていませんか?実はくびれができないのには意外にも呼吸が関係しているのです。今回は呼吸を正しく行い、くびれたウエストが手に入る方法をお伝えします。
くびれができない理由は肋骨にあり
くびれとはウエストの細くくびれた部分を指します。今くびれがないと諦めかけている方は、もしかすると肋骨がパカーンと開いていることが原因かもしれません。以下のチェックリストで肋骨の状態をチェックしてみてください。
● 反り腰
● 猫背
● 眠りが浅い
● 息を8秒以上続けて吐けない
● ストレスが多く緊張していることが多い
あなたはいくつ当てはまりましたか?当てはまった数が多い方ほど肋骨が開いている可能性が高いです。
ウエストのくびれと肋骨の関係
ウエストのくびれと肋骨の関係は、家で例えると肋骨は家の屋根、ウエストは屋根を支える外壁です。
肋骨が開いている状態とは、屋根の広がりを支えようとウエストが横に広がり、広がった位置で身体が慣れ、締まることを忘れてしまう。そうすることで寸胴な身体ができ上がってしまうわけです。
反対に、肋骨が締まっている状態は砂時計のようなイメージ。上部にある胸部が広く、その下部の肋骨が締まりウエストがキュッと引き締まり、ウエストにくびれができるというわけです。
肋骨と呼吸の関係
肋骨が締まっているとウエストのくびれができることは分かったけど、どうすれば肋骨が締まるの?と思っている方もいるでしょう。肋骨の開きには呼吸が大きく影響しています。呼吸において肋骨の可動性がとても重要、息を吸う、吐く際に肋骨が膨らんだり、縮んだりしますが肋骨が硬くなると呼吸が浅くなります。ですので、正しい呼吸ができていると肋骨が締まり、その結果ウエストのくびれもできるというわけです。
今までくびれができなかった、くびれがなくなった方は、生活習慣の変化やストレスなどで呼吸がうまくできていないことから肋骨が開いていただけだったのです。ですので、まずは呼吸を意識することで肋骨を締めていくことに挑戦してみましょう!
胸式呼吸で肋骨を締める!
今回は胸式呼吸法をご紹介します。体勢はあぐら座りでも、椅子に座っても、立っていても、寝ていても、楽な姿勢でOK。自分が心地よいと感じる姿勢でスタートしましょう。
<やり方>
まず、事前に息がどれくらい続くかをチェックしましょう。基準は8秒以上息を吐き続けられるかどうかです。
1)鼻から息を吸って肋骨を大きく横に広げる
2)口から細く長く息を吐きながら肋骨を締める
3)繰り返す。
繰り返す回数の目安は、①事前チェックで8秒以上息を吐けなかった方は8秒を目指して1分間繰り返す、②8秒息を吐けた方は4秒で吸って8秒で吐くを1分間繰り返す、③8秒以上息を吐き続けられた方は5秒で吸って、10~15秒で吐くを6〜8回ほど繰り返してください
呼吸をする際、肩を上げて呼吸をしないようにするのがポイントです。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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