慢性的なガチガチ肩こりをゆるめる「やさしい肩と首のリセット法」ポイントは「脚のある部位を動かす!」

慢性的なガチガチ肩こりをゆるめる「やさしい肩と首のリセット法」ポイントは「脚のある部位を動かす!」
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伊藤香奈
伊藤香奈
2026-01-22

「肩こりが当たり前」「首が重いのは年齢のせい」と感じていませんか?でも実はその不調、体の使いすぎや緊張の抜けにくさが原因かもしれません。だから、がんばらない方法で肩こりをゆるめる「やさしいリセット」をご提案します。

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ストレッチ、頑張りすぎてませんか?

肩こりに良いストレッチや筋膜リリースをグイグイ・ゴリゴリと頑張りすぎていませんか? もしかしたらその頑張りが逆効果になってしまっているかもしれません。その理由は、肩こりの原因が筋肉の硬さだけではないからです。

肩や首まわりには、筋肉の間をぬうように神経が通っています。強いストレッチやゴリゴリ押すケアをすると、筋肉は一時的にゆるんだように感じても、神経には強い刺激や引き伸ばしの負担がかかり、かえって体が緊張してしまうことがあります。特に40代以降は、回復力や柔軟性が若い頃と変わってくるため、「効かせよう」「ほぐそう」と頑張りすぎるほど、肩こりが長引いたり、首が重くなったりしやすいのです。

主だるい肩こり、どうしたらいい?

40代以降の頑張っているあなたに必要なのは、無理に伸ばすことではなく、神経や体全体が安心してゆるむ動き
その理由は、自律神経の乱れとも関係します。40代以降は、仕事や家庭での責任に加え、ホルモンバランスの変化も重なり、気づかないうちに交感神経(アクセルの神経)が優位になりやすくなります。交感神経が高ぶった状態では、体は常にがんばるモード。肩や首の筋肉は無意識に力が入り、神経も緊張したまま休めなくなります。

肩コリの女性
Canva

そんな状態で、強いストレッチや刺激の強いケアを行うと、体は「もっとがんばらなきゃ」と反応し、かえって緊張を強めてしまうことも少なくありません。結果として、ケアをしているのに肩こりが改善しない、むしろ重く感じる、という悪循環に陥ってしまうのです。日々頑張りすぎて疲れているあなたに大切なのは、体に「もう力を抜いていいよ」と伝えること。神経を引っ張らず、呼吸とともにやさしく動かすことで、リラックスの神経=副交感神経が働きやすくなり、肩や首は自然とゆるんでいきます。

やさしい首・肩リセットエクササイズ

今回ご紹介するエクササイズは、座ったまま、膝を後ろに開いたり閉じたりしながら、背中を起こす・丸める動きをゆっくり繰り返すだけ。激しい運動やストレッチは一切ありません。この動きのポイントは、筋肉を伸ばすことではなく、体をやさしく動かして、神経や関節に余裕を作ること。肩や首の不調は、実は神経がピンと張りつめた状態が続くことで起こりやすくなります。無理に伸ばそうとすると、かえって緊張が強まることもあるため、頑張らない方が効果的!というわけです。

・肩をすくめない
・呼吸を止めない
・気持ちいい範囲だけ動く

この3つのポイントを意識して動いてみましょう。

1)あぐらで座り、右手を左膝に置く

2)左肘を曲げて、後頭部辺りに軽く添えて置く

3)息を吸って左肘を上に持ち上げて体側の伸びを感じる(同時に右肩の肩甲骨の伸びや背中のねじりも感じてみましょう)

4)息を吐きながら左肘を右膝の方向にねじる

5)呼吸に合わせて5~10回行います

首肩のエクササイズ
photo by 伊藤香奈

背中を起こすときは、胸が少し広がる感覚を。背中を丸めるときは、「ふぅ」と息を吐きながら、力を抜くイメージで行いましょう。
続けていると、「肩が軽い」「首が動かしやすい」「呼吸が深くなった」と感じる方が多く、肩こりだけでなく気持ちの緊張がゆるむのも特徴です。運動が苦手な方、体が硬いと感じている方ほど頑張らずに緩めるエクササイズを試してみて!

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