食べてないのに太る?50代女性必見!代謝を上げて太りにくい体を作る寝たままエクササイズ

食べてないのに太る?50代女性必見!代謝を上げて太りにくい体を作る寝たままエクササイズ
canva
須藤玲子
須藤玲子
2025-09-18

「最近、あまり食べていないのに体重が増える」「昔と同じ食事量なのに太ってしまう」そんな悩みはありませんか?実はこれ、50代女性に多いお悩みのひとつです。今回は、「食べてないのに太る」の解消がテーマ。生活習慣の見直しポイントと、代謝ダウンを防ぐ、寝たままできるエクササイズをご紹介します。

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なぜ食べてないのに太るの?

代謝の低下                          

50代になると誰でも筋肉量が自然に減り、代謝が落ちてきます。特に下半身の大きな筋肉や体幹部分の筋肉が衰えると、同じ食事量でも、余分なカロリーが脂肪として蓄積されやすくなるのです。特に、更年期前後はホルモンの変化も重なり、代謝ダウンがより顕著になることも…。

食べてないつもりでカロリー過多

実は、食べていないと思い込んでいるだけで、無意識に余分なカロリーを摂っていることも少なくありません。例えば、

・甘いカフェラテや清涼飲料水の摂り過ぎ

・食後のちょっとしたお菓子や、ながら食いの習慣

・美容、健康に良いとされている健康食品、ナッツやドライフルーツの食べ過ぎ

こうしたちょこちょこ食べはカウントしていないことが多く、積み重なると予想以上に大きなカロリーオーバーになっているのです。

消費カロリーの減少

加齢を重ねると、疲れやすくなり、日常的に体を動かす機会が減る傾向も。日々の通勤や買い物などで歩く距離が短くなるだけでも、消費カロリーの大幅ダウンにつながります。

太ったと思ったら…今日からできる生活習慣チェック

生活習慣を少し見直すだけで、代謝を底上げし、太いにくい体を取り戻すことは十分可能です。

食事の工夫

満腹感を得るため、そして食べ過ぎを防ぐために、ゆっくりよく噛んで食べること。また、糖分の多い飲み物や夜遅い食事は控えましょう。

睡眠とストレスケア

睡眠不足やストレスは食欲を乱し、代謝を下げる原因になります。十分な休養をとり、リラックスできる時間を大切に!

体を冷やさない

体が冷えると巡りが悪くなり、代謝ダウンにつながります。冷房対策や、軽い運動で血流を促すことを意識しましょう。

太りにくい体を作る!寝たままできる片脚レッグレイズエクササイズ

生活習慣の見直しと合わせて取り入れたいのが、寝たまま下腹部のインナーマッスル(腹横筋や腸腰筋)を鍛える、レッグレイズエクササイズの片脚バージョン。下腹部の引き締めと共に、代謝を底上げする効果が期待できます。

レッグレイズエクササイズ
イラストAC

〈やり方〉

お腹を引き込み、両膝を立てて仰向けで寝た体勢
Photo by Reiko Sudo

1)  膝を立てた仰向けで寝る。下腹部を軽く引き込み、腰を床に押し付けるようにして安定させる。

両膝を立てた仰向けから左脚を天井に伸ばした体勢
Photo by Reiko Sudo

2)  右膝を立てたまま、左脚を天井方向へ90度を目安に伸ばす。

右膝を立て、左脚を天井に伸ばした仰向けから左脚を床すれすれまで下すエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

3)  息を吐きながら、左脚をゆっくり床スレスレまで下ろす。脚の上げ下ろしを10回ほど繰り返す。

4)  脚を入れ替えて反対側も同様に行う。

腰が反らないようにお腹を引き込み、インナーマッスルを働かせましょう。脚をできるだけ長く伸ばし、吐くときに下腹部を意識すること。深い呼吸で行うことが大切です。慣れてきたら、両脚同時に行う、基本のレッグレイズエクササイズにステップアップするのもおすすめですよ!

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レッグレイズエクササイズ
お腹を引き込み、両膝を立てて仰向けで寝た体勢
両膝を立てた仰向けから左脚を天井に伸ばした体勢
右膝を立て、左脚を天井に伸ばした仰向けから左脚を床すれすれまで下すエクササイズ