お腹が凹まない原因は腹筋ではなく股関節?【ぽっこりお腹解消】座ったまま簡単脚回しエクササイズ
「腹筋を鍛えているのにお腹が凹まない」「股関節が詰まってガチガチ…」そんなお悩みはありませんか?意外に思うかもしれませんが、この2つには深い関係があります。実は、ぽっこりお腹の原因の一つが、股関節の硬さや詰まり感なのです。今回は、ぽっこりお腹を凹ませる!誰でもできる簡単な股関節ほぐしのご紹介です。
股関節が硬くなるのはなぜ?
股関節は、体の土台である骨盤と脚をつなぐ大きな関節。本来は自由度が高いのに、生活習慣により、硬くなりやすい部位です。例えば、
・長時間の座りっぱなし
デスクワークなどで、股関節がキュッと詰まった状態が続くと、股関節周辺の筋肉が縮んだまま固まりやすくなる。
・運動不足
使われない筋肉は弾力を失い、関節の可動域が制限されます。下半身には、大きな筋肉が集中しているため、股関節の動かしにくさや詰まり感につながる。
・加齢による変化
加齢による筋力や柔軟性の低下も、股関節の動きを制限する原因の一つ。放置すると、違和感や痛みを引き起こす可能性も。
こうした要因が重なると、股関節だけでなく、全身のバランスに影響が及ぶこともあります。
股関節が硬いとお腹が凹まない?
股関節が硬くなると、運動や動作のパフォーマンスが下がるだけでなく、見た目や代謝に影響が及ぶと考えられています。
・骨盤の傾きによる体型の崩れ
股関節が硬いと骨盤が前傾や後傾に偏り、下腹部が前に突き出たぽっこりお腹に…。
・代謝の低下による脂肪の蓄積
股関節まわりは血管やリンパが集中する場所。硬くなって流れが悪くなると、代謝が下がり、腰まわりから下腹部に脂肪や老廃物がたまりやすくなる。
・インナーマッスルが働かなくなる
骨盤を支えるインナーマッスル(腸腰筋や腹横筋)は股関節の動きに関わる重要な筋肉。股関節の動きが悪くなると、下腹部につながるインナーマッスルがちゃんと働かなくなる。体幹が使えなくなるため、お腹がたるみやすくなる。
つまり、ぽっこりお腹を凹ませるには、骨盤を安定させ、インナーマッスルを使いやすい状態にすることが大切!そのためには、腹筋よりもまず股関節をほぐすことが近道になるのです。
ぽっこりお腹解消!座ったまま股関節をほぐす脚回しエクササイズ
座ったまま脚を回すだけでOK。股関節が硬い方や初心者でも無理なくチャレンジできますよ。
〈やり方〉
1)両脚を前に伸ばして座る。両手をお尻の後ろについて体を支え、左膝を曲げて胸に軽く引き寄せる
2)股関節から動かすように、脚を外側に10回まわす
3)同様に、内側に10回まわす
4)右脚も同様に行う
ターゲットは、脚ではなく股関節です!猫背にならないように、骨盤や背骨を安定させて行うこと。背筋を自然にすっと伸ばし、腰や背中に負担をかけないようにしましょう。回す時は、膝を曲げたままでも、脚をしっかり伸ばす動きを入れてもOK!痛みや違和感がある場合は、無理をしないこと、深い呼吸と共にゆったり大きく動かすことが大切ですよ。
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