夏は便秘になりやすい?「便秘」を予防するお腹の働きを助ける「お腹スッキリストレッチ」

夏は便秘になりやすい?「便秘」を予防するお腹の働きを助ける「お腹スッキリストレッチ」
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上村ゆい
上村ゆい
2025-08-18

暑さが増す季節。「最近、便秘気味だ」「排便はあっても、スッキリした感じがしない」と感じている人がいらっしゃるかもしれません。こちらの記事では、夏に便秘になりやすい理由と、日常生活でできる対策、そしてお腹の働きを助けるストレッチをご紹介します。

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夏の便秘につながる5つの原因

便秘の原因は、食生活の乱れやストレス、運動不足など、多岐にわたってあります。夏に起こりやすい便秘の原因は、以下の通りです。

便秘
イラストAC

食欲不振や食生活の乱れ…夏は食欲が落ちて食事量が減りやすいです。また、加熱しない冷たい食べ物を摂取する機会が減ることで、食物繊維の摂取量が少なくなりがちです。腸の蠕動運動の低下と大腸内の水分量が減ってしまうことで、便秘につながりやすくなります。
水分不足…夏は汗をかきやすく、体内の水分が不足しがちです。
自律神経の乱れ…クーラーの効いた涼しい室内と暑い屋外の行き来により自律神経の乱れやすくなります。
運動不足…暑いと体を動かすことを億劫に感じてしまいがちです。運動不足は、便秘につながりやすいです。
内臓の冷え…冷たい飲み物や食べ物の摂取量が増えることで、胃腸が冷えやすくなります。

このように夏の便秘は、水分不足や内臓の冷え、自律神経の乱れなどの原因が複合的に関わっています。

便秘解消のためにおすすめしたいこと

便秘解消のために、日常生活でできることを3つピックアップしてお伝えします。

一つ目は、こまめな水分補給を行うこと。常温の水や麦茶などを一日に1.5〜2リットル目安に摂るよう心がけましょう。冷たい飲み物ばかりだと腸を冷やしてしまうので、できるだけ常温や温かい飲み物を選ぶと効果的です。
二つ目は、野菜・海藻・きのこ類などの食物繊維を意識して摂ること。他にも、ヨーグルトや納豆、味噌汁などの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やしてくれるので積極的に摂取していきましょう。
三つ目は、腸の動きを活性化させるの軽い運動やストレッチを行うこと。特にお腹まわりをひねる動きや、腸をやさしくマッサージするようなポーズは、腸の蠕動運動を促し、排便をサポートします。また、入浴で体を温めたり、腹式呼吸でリラックスすることで、自律神経を整えることができ、腸の働きを助けてくれます。

便秘をスッキリさせるストレッチ2選

お腹まわりの筋肉を動かし、便秘をスッキリさせるストレッチを2つご紹介します。

お腹伸ばしストレッチ

あぐらをかいて座ります。両手の指を組み、手のひらをひっくり返します。息を吸いながら、両手を天井方向に上げます。手を上にグーっと伸ばすことで、お腹の筋肉が伸びるはずです。ここで数呼吸します。

便秘スッキリストレッチ
Photo by YUI

②息を軽く吸い、吐きながら、上体を右真横に倒します。左の脇腹の筋肉をしっかり伸ばしましょう。

便秘スッキリストレッチ
Photo by YUI

③息を吸いながら、上体を真ん中に戻し、息を吐きながら、上体を左真横に倒します。

④呼吸に合わせながら、左右交互に3〜5回ほど倒していきましょう。
 

お腹をねじる「ねじりのポーズ」

①伸ばした左脚の外側に、ひざを立てた右足を置きます。股関節まわりが硬く、きつい方は、そのままでオッケーです。

②可能であれば、伸ばした左脚のひざを曲げ、左かかとを右のお尻に近づけます。

③左腕を左太ももの外側にあて、右手を後ろに回します。右手の指先で床を押し、背筋を伸ばしましょう。

④息を吸って、吐きながら、上体を右方向にねじっていきます。お腹からしっかりとねじってください。

ねじりのポーズ
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⑤呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行いましょう。

ねじりのポーズ
Photo by YUI

動画で確認をしたい方はこちら

 

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ねじりのポーズ
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