夏のせい?胃もたれや便秘などが起きやすい方必見!〈意外な原因〉骨盤の安定性を高めるトレーニング
夏だから、冷たい食べ物や飲み物をよくとるし、麺類はついスルスル食べちゃうからつい食べすぎちゃう。その結果、胃もたれをしやすくて、どうしても便秘になってしまいやすい。それって本当に原因は夏の暑さのせいでしょうか?
不調の本当の原因は…
胃もたれや消化不良、便秘などは、確かに夏の暑さによって食べているものが影響をしている場合もありますが、姿勢や体幹のバランスの崩れが、胃腸の働きに間接的に影響を及ぼすことも考えられます。姿勢の悪化や筋力の低下によって内臓の位置が下がりやすくなることがあり、それが消化機能に影響を与える可能性があるのです。
夏に限らず、どのシーズンも胃の痛みなどを抱えやすい方や、便秘薬がないとだめという方は要注意です。
消化に関してだけでなく、体幹の筋力の低下や姿勢の崩れが、下半身の血流やリンパの流れに影響を与えることがあり、むくみや脂肪の蓄積に関わる可能性があります。上半身は痩せやすいのに下半身はしぶといと感じている方は、一度骨盤の状態を確認してみるとよいかもしれませんね。また、下半身の歪みなども招きやすくなります。
なぜ骨盤のアライメント(位置関係)が崩れるのか
まず一番影響を受けるのが、妊娠出産です。こればかりはどうしようもないというのが本音ですよね。なので、出産経験がある女性はぜひやってほしいトレーニングです。
また、日頃の姿勢の悪さや骨盤に関わる腹筋や骨盤底筋群が弱くなってしまうことも骨盤の安定性を損なう要因となります。
日頃の姿勢で気をつけたいことは、猫背や反り腰、あぐらや脚を組むという姿勢はなるべく避けていきましょう。筋力が落ちてしまう=運動不足や座りっぱなしの時間が長いことと繋がっていきますので、適度な休憩と運動は欠かせませんね。
そうはいっても、現代人は忙しいからそんな時間がない!という方は、今回ご紹介するトレーニングをやってみてくださいね。
骨盤周囲の筋肉を整えるためのトレーニング
あまり難しい動きはしませんので、リラックスしてチャレンジしてみてくださいね。テレビを見ながらでもOKですので、日々習慣化してみましょう。
1.マットの上で四つ這いになる。
2.右脚を左脚にクロスさせる。
3.息を吐きながら、お尻をふくらはぎ側に下ろす。お尻をキュッと閉じるイメージで。
4.息を吸いながら元の位置に戻る。これを片側10回繰り返す。反対側も同様に行う。
骨盤周囲の筋肉のアンバランスや姿勢の崩れが続くと、消化機能にも間接的に影響を与える可能性があります。こうした不調の改善を目指すには、骨盤まわりの筋肉を整えることも一つのアプローチになり得ます。ぜひ一度試してみてくださいね。
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