「冷房漬け」になると太ももが硬くなる?血流を促し骨盤も整える〈簡単!太もも前伸ばし〉
暑い日が続き、エアコンの効いた室内に1日中いることが通常運転となり、うだる暑さから外出する機会も極力抑えたくなります。そうなると身体を動かす時間も減ってくるため、慢性的な運動不足に繋がってしまうのです。今日は涼しい部屋にいればいるだけ硬くなりやすい「太もも」に注目し、簡単に動かせるストレッチをお伝えしていきます。血流を良くしながら、運動不足解消を目指していきましょう。
エアコン冷え対策に効果があるのは?
エアコンの中にいる状態が続くと、必要以上に身体も冷え、知らず知らずのうちに身体の奥まで冷やされてしまいます。
そんなときは、大きい筋肉を動かすことが血流を促すことに繋がります。今回は、身体の中でも特に大きい太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋をストレッチしてみましょう。
・股関節の動きがスムーズになり、冷房冷えを予防する
夏は冷房で下半身が冷えやすく、股関節まわりの筋肉がこわばることがあります。太ももの前側を伸ばすと、股関節の可動域が広がり、血行が促進されて冷えの予防につながります。
・姿勢改善で猫背や反り腰を防止
太ももの前側が硬くなると骨盤が前傾し、反り腰や猫背の原因になる為、意識的に伸ばすことで正しい姿勢が保ちやすくなります。
・むくみやだるさの解消
夏は水分の摂取量が増える一方、冷房で体が冷え、代謝が落ちてむくみやすくなります。太ももの前側を伸ばすと、太もも全体の循環がよくなり、むくみや重だるさの改善に役立ちます。
座りっぱなしの姿勢が身体に与える影響も深刻に
長時間座る姿勢が身体に与える悪影響は、実はとても深刻で、多くの現代人が無意識にそのリスクにさらされています。
長時間座っていると、特に下半身の血流が悪くなり、足のむくみや冷えが起こりやすくなります。ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たせず、血液の流れが停滞するためです。
また、太ももの前側(大腿四頭筋)や股関節の奥の腸腰筋も、動かずに筋肉が収縮された状態が続く為、骨盤も前に引っ張られやすく、前傾姿勢となりやすい状態です。その結果、反り腰や腰痛、といった姿勢からくる不調を招きやすくなります。
座ってできる簡単太ももストレッチ
1、両手は身体の横に付き、右膝を立てます。そこから、右足の甲を折りたたむようにしながら、膝を曲げます。
※この時に膝に痛みがある方は、膝の角度を外側に広げるなど、痛みがない場所に移し、決して無理のないようにしてください。
2、息を吸って、吐きながらゆっくり体重を後ろにかけます。太ももの前側の伸びを感じ、まだ余裕があったら、手の平の位置に肘を下ろし、より深く伸びを感じていきましょう。
3、まだ余裕があれば、息を吸いながらお尻を上げ、吐きながら重たくお尻を下ろすようにします。上から優しく抑えられているような感覚で、じっくりと伸びを味わいましょう。
詳しい内容は、こちらからもご覧いただけます。
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