前ももともも裏、両方やってみて!重ダル〜い脚を軽くする、疲労回復簡単ストレッチ


脚が重ダルくて疲れを感じる時、みなさんはどうしていますか?太ももをストレッチしている方も多いと思いますが、実は太ももは「前もも」と「もも裏」は反対の働きがあるペアの筋肉なので、別々にストレッチをする必要があります。「えっ、2箇所もストレッチするなんて面倒…」と思った方はぜひ今回紹介する脚の疲労回復ストレッチをやってみてください。仰向けの姿勢でできるので簡単ですよ!
脚を動かす原動力「太もも」は、疲れやすい
一日の終わりに脚の疲れや重ダルさを感じることってありますよね。特に、体の中でも大きな部位である太ももの疲れが気になるという人は多いのではないでしょうか。太ももの疲労回復のためにストレッチやマッサージをする方も多いと思いますが実は太ももは前ももともも裏、2つの筋肉で構成されていて、片方だけをケアしてもあまり効果がありません。
前もも(太ももの前面に位置する筋肉)=大腿四頭筋は、膝を伸ばす、股関節を曲げる、ジャンプをする、階段をのぼる、自転車をこぐ、ランニング時の方向転換(スピードを減速させる時)などに活躍する脚を動かす原動力となる筋肉です。さまざまな動きで使われるため、オーバーユースになりがちで疲れや筋肉の凝り、張りが出やすい部位でもあります。
対する太ももの裏面・もも裏に位置するハムストリングは、膝を曲げる、股関節を伸ばす、歩く・走る・ジャンプ・スキップをするなどの動きをする時に使われる筋肉のため、座っている間はほどんどお休み状態。デスクワークが中心だったり、座って過ごす時間が長かったりすると筋肉が短縮して硬くなりがちです。
このように太ももは動いていても休んでいても、前面か背面、どちらかに疲れが溜まってしまいがち。前ももともも裏は反対の働きがあるペアの筋肉なので、ストレッチをする時のポイントは別々にストレッチをすることです。
仰向けでOK!太もも疲労回復ストレッチ
今回ご紹介するストレッチは仰向けでできる簡単ストレッチです。このストレッチで太ももをケアをして、その日の疲れはその日のうちにスッキリさせましょう!
前もものストレッチ
<やり方>

1)仰向けになり、右膝を曲げる。右ふくらはぎ~足先はもも裏にしまう


2)左膝を曲げたらかかとを右膝の上あたりに乗せ、床に軽く押しつけて10呼吸キープ
3)反対側も行う
もも裏のストレッチ
<やり方>

1)仰向けに戻り、両ひざを立てる。右足を床から浮かせて太ももをお腹に引き寄せたら、膝下で手の指を組む

2)右膝を伸ばして10呼吸キープ。膝は無理なく伸ばせる範囲でOK!
3)反対側も行う
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