【「筋肉の張り」をただほぐすだけ】パンパンの太ももが劇的に変わる!2つの簡単ほぐし技
食事に気を配ったり筋トレをしたり、脚痩せダイエットをしてもなかなか太ももが細くならない…そんな悩みをよく聞きます。太ももが細くならない理由の一つに、「筋肉の張り」が考えられます。今回は、太ももの張りを解消する簡単ストレッチをご紹介します。
太ももが太くなる原因
脂肪の蓄積
脂肪は摂取カロリーが消費カロリーを上回ることで、余分なエネルギーが脂肪細胞内にため込まれ増大します。食事による摂取カロリーが多かったり、日常生活で消費されるカロリーが少なかったりすると、余った分のエネルギーが蓄積され、徐々に脂肪の量が増えていきます。
骨盤の歪み
骨盤が歪むと下半身の血流が悪くなり、代謝が低下。むくみやすくなったり、脂肪が蓄積されやすくなります。骨盤は猫背の姿勢や、脚を組むなど日常のちょっとした積み重ねで悪化してしまうので注意が必要です。
筋力の低下
太ももの筋力に限らず、人の体は加齢によって徐々に筋力が衰えていきます。筋力が衰えると日常の中で消費されるエネルギーが減少し、脂肪が蓄積されやすくなります。特に脚の筋肉は生活の中で負担がかかりやすく、エネルギーを消費しやすい部分。血流を心臓の方に戻していくポンプとしての役割も大きいため、太ももの筋力が低下すると全身の代謝が大幅に低下し、太りやすい状態になります。
筋肉の張り
太ももには大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)と呼ばれる大きな筋肉群があり、日常的に使われています。これらの筋肉が発達し、筋肉量が増加すると、横に大きく広がるように筋肉がつくため、結果的に太ももが太くなったように見えます。
全身に効く大腿筋ストレッチ
大腿四頭筋をストレッチすることで、太ももの張りが軽減するだけではなく、正しい姿勢を保ちやすくなり、歪みの改善や血液やリンパの流れスムーズになるなどさまざまなメリットがあります。
ほぐすだけで脚やせが目指せる「太ももしストレッチ」
1.両脚を伸ばして座り、右膝を後ろに折りたたむ。
2.足先をお尻へ向けて上半身を後ろに倒し、両手を床につく。余裕があれば肩の下にひじをつく。
3.深い呼吸で30秒キープし、脚を入れ替え反対側も同様に行う。
4.四つん這いになり、両手の間に右足を運ぶ。右膝は90度になるようにし、左膝の位置を少し後ろに下げる。
5.左膝を曲げつま先を右手でつかむ。かかとをお尻へ引き寄せ、深い呼吸で30秒キープする。脚を入れ替え、反対側も同様に行う。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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