エアコン冷えが原因かも【寝ている時に脚がつるを予防】寝る前1分!椅子を使った「脚裏ストレッチ」
この連載では、座りっぱなしの人、冷房が効いた室内で過ごす時間が長い人などが抱える悩みを解消する、椅子を使ったメソッドをYasuaki先生がレクチャーします。運動が苦手でも、忙しくても隙間時間にさっとできて、続けていくと体が変わる感覚を実感できます。
「脚がつる」の大敵は冷え。エアコンを使う夏も要注意!
「寝ているときに脚がつって激痛で目が覚める、そんな経験はありませんか。原因のひとつがマグネシウムの欠乏と言われていて、マグネシウムが不足すると筋肉の伸縮がスムーズにできなくなり、筋肉の痙攣や脚がつるといった症状が現れます。マグネシウムは体が冷えることや、激しい運動をした後に不足しやすいので、エアコンで体が冷える夏も注意が必要です。また、マグネシウム不足に関わらず、体が冷えて筋肉がこわばることでもつりやすくなるので、予防策として寝る前にストレッチやマッサージを行うようにしましょう」(Yasuaki先生)
足首の背屈・底屈運動で、ふくらはぎの筋肉の伸縮を促進
「今回紹介するのは、足首の背屈・底屈運動によってふくらはぎの腓腹筋を動かすストレッチです。かかとを押し出しつま先を上に向ける背屈運動をすると腓腹筋が伸展し、つま先を伸ばす底屈運動は腓腹筋の収縮を促進します。腓腹筋を伸縮させて脚の血流が改善すると、エアコンによる冷えで硬くなった筋肉の緊張が改善し脚がつるのを予防できます」(Yasuaki先生)
腓腹筋を伸縮させるチェアストレッチ
目的と効果:足首の底屈と背屈によって、腓腹筋を伸縮させて筋肉のこわばりを改善。
〈やり方〉
1.椅子の前で足首が座面にのる位置に座る。右足首を座面にのせて左膝は曲げ、両手で足首を持って支える。
2.足首を曲げてかかとを押し出し、つま先を上に向けてふくらはぎの伸びを感じる。
3.足首を伸ばしつま先を下に向けて、ふくらはぎの収縮を感じる。5回繰り返し、反対側も同様に。
教えてくれたのは…Yasuaki先生
海外在住中にアシュタンガヨガを初めて体験する。日々の練習を通して目が覚めるような心地良さを覚えるようになり、ヨガのおもしろさを自分以外にも多くの人に知ってもらいたいと思い、指導者の道を志す。帰国後RYT200を取得し、2021年12月から本業の傍らヨガインストラクターの活動を開始。現在は無印良品銀座・板橋南町22のほか、follow Pilates Yoga Studio(豊洲)、WellU Studio Ginza(銀座)、企業などで指導を行っている。adaptua主宰、ヨガインストラクター、腰痛予防労働衛生教育インストラクター、チェアヨガインストラクター。Instagram:@yasuaki_yoga
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ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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