座るだけで「痛気持ちいい〜」｜むくみ・こむら返り改善！バスタオルを使った「ふくらはぎほぐし」
冷えやむくみ、重だるさを感じたり、寝ている時につってしまったり。ふくらはぎのことで何かしらの悩みを持っている人も多いのでは無いでしょう か。今回はそんな人におすすめのエクササイズ「ふくらはぎほぐし」をご紹介します。
どうしてふくらはぎは硬くなるの？
ふくらはぎの筋肉は立つ・歩く・走る・ジャンプをするといった体を動かすこと以外にも、下半身に流れてきた血液を足から遠い場所にある心臓まで下から送り戻すポンプの役割も果たしています。
長時間立ったままや座ったままの状態で筋肉が使われないと、このポンプの働きが衰えてしまいます。これがふくはぎの血行不良・冷え・むくみ・こむら返りといったよくあるお悩みにつながります。
ふくらはぎほぐしは、ふくらはぎそのものの血行不良や硬さを解消するだけでなく、全身の血の巡りも良くして冷え体質の改善にもつながります。バスタオルを使って痛気持ち良さを感じながら、少しずつほぐし効果を高めていきましょう。
丸めたバスタオルを使ったふくらはぎほぐし
ウォーミングアップ
＜やり方＞
１）脚を伸ばして座り、両手を後ろにつく
２）つま先を遠く前に伸ばし、足首を曲げてつま先をすねの方に向ける動きや足首回しを数回繰り返す。ゆっくりと丁寧に動かして、ふくらはぎの筋肉が働いていることを意識する。
ふくらはぎほぐし
＜やり方＞
１）四つ這いになり膝の後ろに丸めたバスタオルを当て、お尻をかかとの方へおろして丸めたバスタオルを挟む
２）上半身を起こし、腰の真上に肩がくるように姿勢を整える。両手は太ももの上に乗せて目線を正面に向ける
３）呼吸を止めないように注意しながら、タオルでふくらはぎを押し続ける状態を30秒〜1分ほどキープ。ふくらはぎが押されすぎて痛みを感じる場合は、タオルを完全に丸めきらずに厚みを減らして使うか、柔らかいタオルを使ってみましょう
４）終わったら挟んだタオルを外し、両脚を前に伸ばして座り脚を軽く左右に揺らしてゆるめる
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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