【反り腰・脚の張りが気になる人に】寝ながらできる横向き「前もも」ストレッチ
脚がパンパンに張っている。前ももばかりが疲れやすい。そんなお悩みがある方は、「前ももが常に緊張している状態」が癖になっているのかもしれません。今回は、横向きに寝たまま行える前もものストレッチをご紹介します。このストレッチは、大腿四頭筋の中でもとくに「大腿直筋」にしっかりアプローチできるため、反り腰や骨盤前傾、脚の前側の張り感が気になる人にとってはとても有効です。仰向けよりも安定感があり、初心者でも取り入れやすいのがポイント。毎日のケアにぴったりなやさしいストレッチ、ぜひ試してみてください。
前ももが硬くなると起こる不調とその理由
前ももが硬くなると、日常生活にもさまざまな影響が出てきます。たとえば、以下のような症状に心当たりはありませんか?
・反り腰や骨盤前傾で、腰が疲れやすい
・歩くと前ももばかり使って、お尻が使えていない
・太ももが張り出して、脚のラインが気になる
・下腹部がぽっこり出やすく、姿勢が不安定になる
こうした不調は、骨盤が前に引っ張られていることで体のバランスが崩れている状態が多く、その中心的な原因が「大腿直筋の硬さ」であることも少なくありません。つまり、前ももをほぐすことは、見た目のスタイルだけでなく、姿勢や体の使い方のクセを整える大事な一歩でもあるのです。
ピンポイントで大腿四頭筋(大腿直筋)にアプローチ
このストレッチでは、太ももの前側にある大腿四頭筋(とくに大腿直筋)をしっかり伸ばすことができます。大腿直筋は、股関節と膝の両方をまたぐ筋肉で、歩く・走る・階段をのぼる・椅子から立ち上がるなど、日常動作で常に使われています。
この筋肉が硬くなると、骨盤が前に引っ張られて反り腰になりやすくなるほか、前ももばかりが働いてお尻の筋肉や体幹が使いにくくなるといった影響も。横向きの姿勢で行うことで、骨盤や腰の反りをコントロールしやすく、前ももだけに集中してアプローチできるのがこのストレッチの特徴です。前もものハリや違和感が気になる人には、まさに「ちょうどいい」刺激を与えられるケアといえます。
横向き前ももストレッチのやり方
①身体を右側へ倒して、右腕を枕にしながら両膝を軽く曲げます。
②左手で左足の甲を持って、かかとをお尻の方へ引き寄せます。腰が反ってしまうと前ももにストレッチが入らなくなってしまうため、少し尻尾を丸めるような意識をしながら行いましょう。反対側も同様に行います。
動画で動きを確認したい方はこちら
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