「最近疲れやすい…」その原因は浅い呼吸?心身を整える呼吸を深めるストレッチ
ゆったりとした深い呼吸は、心と体のリラックスさせてくれます。しかし、日々の生活の中で気づかないうちに、呼吸が浅くなっている人が多いかと思います。呼吸が浅いと体が疲れやすくなったり、気持ちが不安定になることがあります。こちらの記事では、呼吸が浅くなる原因と体の不調、そして呼吸がしやすくなるストレッチをお伝えしていきます。
生命活動に欠かせない呼吸
生きるためのエネルギー作りに欠かせない酸素。呼吸は生命維持に必須ですが、長時間のデスクワークなどで前かがみの姿勢が続いたり、ストレスを感じたりすると呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると、体のすみずみに酸素が行き渡りにくくなり、体の疲れやすさ、集中力の低下、肩こりや頭痛、不眠といった不調につながることがあります。
呼吸の浅さの原因は「呼吸筋」の硬さ
空気中の酸素を体の中に取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を体の外に出す働きをしているのが「肺」。しかし、肺は、自ら縮んだり膨らんだりすることができません。肺を覆っている、肋骨や脊椎・胸骨で形成されている「胸郭」が動くことで、空気が肺に入ったり出たりできるのです。この胸郭を動かしているのが、横隔膜や肋間筋などで構成されている「呼吸筋」です。呼吸筋がほぐれることで、呼吸を深めることができます。
呼吸を深めるストレッチ
パソコン作業をする時間やスマートフォンを見る時間が長い人は、呼吸筋が硬くなっている可能性大です。呼吸をしやすくするストレッチをご紹介します。
①正座の姿勢になります。両手をひざに置き、息を吐きながら、骨盤を後ろに傾けます。目線はおへそへ向け、背中を丸めます。
②次に息を吸いながら、骨盤を前に傾け、目線は斜め上に向けます。少し両肩を後ろに引きます。
③呼吸に合わせて、交互に5回ほど行います。
④骨盤を真ん中に戻し、両手の指を背中の後ろで組みます。両腕を斜め下に引っ張り、両肩を引きます。ゆったりとした呼吸を続けながら、30秒ほどキープをしましょう。
動画で確認をしたい方はこちら
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