寝る前の止まらないぐるぐる思考に...体と呼吸に意識を向けて気持ちを落ち着かせる、ゆるストレッチ
眠ろうと目を閉じたら、頭の中であれこれ考え事や心配事が浮かんで止まらない...そんな「ぐるぐる思考」を経験したことはありませんか?そんな時には、やさしいストレッチで体と呼吸に意識を向けてみるのも解決法のひとつです。早速試してみませんか?
体を休めると頭が働き出す
夜、布団に入ったときに頭の中で考えが次々に浮かんで止まらないことはありませんか?これは「ぐるぐる思考」とも言われています。今日あったこと、明日の予定や心配ごと、急に思い出した過去の出来事などがループして、なかなか眠れにつけない原因になります。
これは自然なことで、日中は体も脳も外の刺激に追われ、考えが表に出にくくなっています。けれども、体を休めると緊張がほどけ、そのゆるみから抑えていた思考や感情が表れてきます。体は休もうとしているのに、脳だけが活発に動き続けてしまう、これが眠れなくなる原因のひとつです。
頭の中を空っぽにしようとすればするほど...
「考えごとをやめよう」「頭を空っぽにしよう」とすればするほど、余計思考が止まらなくなるという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。ぐるぐる思考を沈めるには、まず体と呼吸に意識を戻すことが効果的です。
たとえば軽く体を伸ばしたり、ゆったりとした動きで背中を揺らしたりするだけでも、呼吸は自然と穏やかになっていきます。呼吸がゆっくりになると副交感神経が優位になり、体と心が休息のモードに切り替わります。その流れに合わせて、頭の中のざわめきも自然と静かになって、思考の波が穏やかになっていきます。
そこで今回は、体と呼吸にやさしくアプローチして、ぐるぐる思考を沈める助けになる、ゆったりとしたストレッチをご紹介します。
ぐるぐる思考を沈める、ゆるストレッチ
<やり方>
1)クッションを正面に置き、正座から膝を腰幅より少し広めに開く。
2)上体を前に倒し、クッションの上に額と両腕を乗せて心地よく安定させる。
3)息を吸うときに背中がふんわり広がり、吐くときに腕や頭の重みをクッションに預けるようにする。
4)そのまま呼吸を続けても良いし、ゆったりとした呼吸のリズムに合わせて上半身を軽く左右にゆらゆらと揺らしてもOK。背中や腰の緊張がほぐれる感覚を味わう。
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