ぽっこりお腹は前腿のハリが原因?【寝たままOK】凹んだお腹と美脚を作る大腿四頭筋ストレッチ


運動してもお腹が凹まない…。その悩みの原因、もしかしたらパンパンに張った前腿に原因があるかもしれません。そこで今回は、寝たままたった1分でOK!寝る前のベッドの上できる腿の前側の緊張を解くストレッチをご紹介します。
ぽっこりお腹とパンパンに張った前腿の関係

座りっぱなし、立ちっぱなしの時間が多く、姿勢が乱れがちな人に多い、前腿(大腿四頭筋)の張り。大腿四頭筋は、太腿の前側にある4つの筋肉の総称。主に膝を伸ばす動きや、立ち上がる、歩くなどの、日常の基本的な動作で働く筋肉です。
大腿四頭筋が硬くなると、骨盤が前に引っ張られるため、いわゆる反り腰の姿勢になりがち。反り腰になると腹筋が使われにくくなるため、腹筋運動をしても十分な効果が得られなくなります。その結果、お腹の脂肪が全然減らない悪循環に…。
つまり、パンパンに張った前腿は、ぽっこりお腹を引き起こす原因の一つ。お腹を凹ませるには、縮んで硬くなった大腿四頭筋の緊張を解くことが大切なのです。
大腿四頭筋ストレッチの効果
大腿四頭筋は、筋肉の力が強く、酷使されやすい、緊張しやすく硬くなりやすいという特徴があり、ストレッチをすることで、以下のような効果が期待できます。
● 骨盤の位置が整い、反り腰が改善される
● 腹部のインナーマッスルが使いやすくなり、ぽっこりお腹が凹みやすくなる
● 太ももの張りやむくみが改善され、脚痩せに効果的
● 姿勢が整い、腰痛の予防や改善に効果的
つまり、大腿四頭筋をゆるめるだけで、お腹も脚もスッキリ!不調の予防や改善効果も期待できるのです。
寝たまま1分!美脚と薄いお腹を作る大腿四頭筋ストレッチ
今回あご紹介するストレッチはヨガのハーフサドルポーズを元にしたストレッチです。ベッドの上でできますので、寝る前に硬くなった大腿四頭筋を緩め、体の負担を開放し、フラットなお腹を目指しましょう。
<やり方>

1)両脚を伸ばして床に座り、右膝を曲げて、かかとをお尻の外側に添えるように引き寄せる(片脚だけの割り座)
2)両手で上体を支えながらゆっくりと後ろに体を倒し、仰向けになる

3)前腿にじんわりと伸びを感じながら、30秒〜1分キープ
4)体を右に倒して左脚を楽な位置に戻してから起き上がり、脚を入れ替えて反対側も同様に行う

3)の時、違和感がなければ、両手を頭の上に伸ばしたり、肘を抱えたりしてストレッチを深めましょう。

また、仰向けの体勢がつらい場合は、肘をついた姿勢、もしくは、背中の下にクッションを入れて体の角度を調整します。膝に痛みや違和感がある場合は、無理に行わないようにしましょう。
前腿がゆるむと骨盤が整い、日常の何気ない動きでも腹筋が使われやすくなります。そして、徐々に下腹部がフラットに近づくと共に、脚のむくみや重だるさも和らぎます。パンパンに張った太腿もスッキリしてくるはずですよ。
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