寝つきが悪いのはカチカチに固まった腰と股関節のせい?じんわりほぐしてスッと眠れるためのストレッチ

 寝つきが悪いのはカチカチに固まった腰と股関節のせい?じんわりほぐしてスッと眠れるためのストレッチ
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毎晩、気持ちよく眠りにつけていますか?寝つきの悪さが気になる人におすすめの、ベッドの中で寝る直前に短時間でできるストレッチをご紹介します。寝る前の習慣に取り入れてみませんか?

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疲れているのに寝つけないのはなぜ?

寝つきが悪い
イラストAC

疲れているのに、なかなか寝つけない…そんな悩みを抱えていませんか? 眠れない原因はさまざまですが、そのひとつに、体のこわばりや緊張が抜けず、リラックスできていないことがあります。

特に、硬さを感じやすい腰や股関節は、日中の座りっぱなしや立ち仕事で負担がかかりやすく、周辺の筋肉が緊張して血流が悪化しやすい部位です。運動不足も筋肉の硬さを引き起こし、緊張を強める原因となります。その結果、交感神経が優位な状態(活動モード)が続き、寝るべきタイミングになっても体が休息モードに切り替わらず、寝つきが悪くなります。

スッと眠れるために必要なこと

寝つきの悪さを解消するためには、腰や股関節、そしてその周辺の背中やお尻の筋肉の緊張をほぐすことが大切です。

腰や背中のこわばりをほぐす → 腰や背中の筋肉をリラックスさせることで血流が良くなり、寝返りがしやすくなります。体がこわばらず、より快適に眠りにつくことができます。

股関節をゆるめる →  下半身の血流が促進され、むくみが解消され、疲れが取れやすくなります。また、リラックス効果が得られるので、寝つきが良くなります。

お尻の筋肉を伸ばす → お尻の奥にある梨状筋をストレッチすると、特に腰痛の軽減に効果的です。股関節をゆるめることで、さらにお尻の筋肉の緊張もほぐれやすくなります。

自律神経を整える → 副交感神経を優位にし、体がリラックスモードに切り替わることで、眠りにつきやすくなります。

今回ご紹介するストレッチでは、股関節の動きと背骨のツイストを組み合わせることで、これらの効果を得ながら全身をリラックスさせることができます。

寝つきの悪さの解消に、寝る直前の安眠ストレッチ

  <やり方>
 
寝る前ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

1)仰向けになって両膝を立て、右足首を左太ももにかける。

股関節ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

2)右足の位置をそのままに、両膝を右側へ倒す。右の股関節がゆるやかに開き、腰まわりの伸びを感じながら、数回呼吸を繰り返してキープ。

股関節ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

3)両膝を中央に戻し、右脚を左脚に深く交差させる。

股関節ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

4)両膝を左側へ倒す。開いた右股関節を閉じ、右のお尻や腰まわりの伸びを感じながら、数回呼吸を繰り返してキープ。

4)両脚を元の位置に戻し、反対側も同様に行う。

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寝る前ストレッチ
股関節ストレッチ
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