アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ヨガ合宿スタート編 ♯3】
アラフォー体ガチガチのヨガ初心者、本田ゆうすけさんが本場インドでRYT500を取得するまでの波乱万丈!?エピソードをお届けする連載企画。今回はインド到着後のお話。騒音、ダニにも即座に順応...たくましき本田ゆうすけの、記念すべき初ヨガレッスンも注目です。毎週土曜更新。
こんにちは。ヨガ歴4カ月、アラフォー独身男です。僕は今RYT500というヨガ指導者の資格を取りにインドへ来ています。
今回はインド到着後のお話。いよいよRYT200のコースが始まります! 本場インドで教わるヨガとは!? インド合宿の様子も交えてお伝えしていきたいと思います。
無言の送迎ドライバー&不安と共に空港から車で1時間半、初日の宿泊先である“サンタナロッジ”到着。場所は南インドのプリーという田舎町。こちらのロッジは40年以上に渡り日本人向けゲストハウスを続けていて、歩いて5分の所に“サンタナホテル”もあります。参加者は期間中、いずれかに滞在してRYTコースを受講していきます。ロッジとホテルの違いについても、また触れていきますね。
ロッジ到着は現地時間で夜中の1:00。玄関口は 門が固く閉められています。ブザ ーを押すこと10分、眠そうに目をこすりながら出てきたインド人に案内され(英語通じないとか予約知らないとかのゴタゴタを経て)、部屋へ。シャワーも冷房も付いており、Wi-Fiもつながっています。日本出国から28時間、ようやく人心地つきました。軽くシャワーを浴びて、すぐ寝落ち…。
騒音鳴り響くインドの朝。記念すべき、メンバーとの初対面!
朝5:30、外からの騒音で目覚めました。選挙カーが家の前を通るくらいの音量で、インド音楽が鳴り響いています。せっかくなので起きて屋上などをウロウロしながら、インドの雰囲気を感じます…うん、うるさくて汚くてなんだか臭い(笑)。何かを燃やしているような臭いや、大気中を舞うホコリと土煙。抱いていたイメージとほぼ変わらないインドがそこに。ロッジの中もなかなかの廃墟感で、なぜか食堂前には獣臭強めのシェパードがつながれていたり…あ、こいつ昨日到着した時に暗闇から吠えてきたやつ!(笑)。食堂で朝ご飯のパンとスープを頂き、他の宿泊客とも挨拶を交わします。これから一緒に過ごすRYT200メンバーも数人いて、なんだか少し安心。
朝食後は“サンタナホテル”に場所を移し、ヨガメンバー同士で初顔合わせ。全員日本人で、21歳~53歳まで、男性3名女性8名の計11名。このうち4名は、1ヵ月ほど早くRYT200の受講を開始している先輩たち。ここのRYT200は45日間のスケジュールで、ほぼ毎月募集をかけています。僕は8月生として参加しましたが、先に来ている7月生と2週間ほど期間が重なるというわけです。さぁ、年齢も出身もバラバラのメンバーが集まりました。インドヨガ合宿のスタートで!! ちなみにもともとホテル宿泊希望なので、この日からはホテルに宿を移します。ロッジに前泊すると宿泊無料という、先方の好意に甘えました。
さて、到着初日ということもあり、日用品の買い出しやオリエンテーションで日中の予定は終了。初めてのオートリクシャー(自動三輪車。タイではトゥクトゥクと呼ばれる)も経験しました。人・牛・犬が行きかう道路をインド人の荒々しい運転で爆走するのは、ある種のアトラクションです(笑)。
ホテルに到着。ダニにも負けず、念願の初レッスンへ!
ホテルは解放感があって、屋上からの見晴らしも最高! 不満があるとすれば…フリーWi-Fiということでしたが、部屋の中はほぼつながらない。AC(エアコンディショナー)付きというのは、天井のシーリングファンのこと。シーツとタオルは交換無料だが、交換しても汚い(笑)。などなど、挙げていけばキリがないのでヨガ修行と思うことに。現状あるもので満足するということですね! 朝晩は食事付きで、この日の夕食はやっぱりカレー。日本のカレーと違い、サラサラしたルーにパラパラのライス。美味しく頂きました。翌日は朝6:30からヨガのアーサナクラスが始まるので、早めに就寝。
朝も犬の遠吠えやらで目覚ましいらず。なんか手足に赤い点々が…きっとダニですね、負けないぞインド。
ヨガはホテル内のホールを借りて行います。7月生の先輩たちに教わり、ヨガマットの下にゴザを敷きます。ヨガホールは窓ガラスもなく、床もバルコニーからそのままつながるコンクリート敷き。特に8月は雨期なので、水はけ悪くてすぐ滲みてくるらしいです。ただ、色とりどりのゴザが敷き詰められ、朝日の差し込む空間は、なんだか“ヨガ感”があってとても好きでした。現在ヨガはロッジの方で行われていますので、参考までに。
そしてこの日の先生登場!ヨガの聖地リシケシなどにもアシュラムを持つ“Om Yoga International(オムヨガインターナショナル)”代表も務める、ラディカ・シャラーン先生です。現地コーディネーターの方も通訳として参加してくれます。
レッスンが始まり、まずは座って目を閉じて・・・・・・「ァァァアアアア~ウウゥゥゥ~~ゥゥムゥゥ~~」とヨガホールに響き渡る先生の声。
(え?え?急に始まったけど、オームって言ってるんかな?!)
先輩たちも復唱してるので、真似して「オームー」と唱えます。何回か唱えた後、今度はマントラというお経のようなものを唱えます。インドはまだしも、日本のスタジオで最初にこれをやられたら引く人も多いんだろうなぁ、なんて考えながら、歌詞などわからないので雰囲気でついていきます。マントラだけで10分くらいは経ったでしょうか。次に始まったのは、呼吸法。まず、“カパラバティ”という呼吸法(厳密には浄化法らしいですが)。腹式呼吸で、鼻から短く息を吐くことを繰り返します。日本でも教わったことがあったので戸惑いはなかったのですが、ものすごい音が前方から聞こえてきます・・・!
「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!!」
薄目を開けると、コーディネーターのS氏が、すさまじい勢いで呼吸を繰り返す姿。なんなら先生の2倍くらいのスピード。
(うわぁぁSさん、ガチの人だぁぁ)と驚きながらも、人と比べないことを言い聞かせて、自分に集中、集中。その後も30分くらい呼吸法の時間に費やしました。この時教わったのは、“カパラバティ”“バストリカ””アヌローマ・ヴィローマ”“ウジャイ”“ブラマリー”の5つ。日本では馴染みの薄いものもありましたが、それでこそインドに来たかいがあります。
さて、この後はアーサナ実践に入っていきます。次回、個性的な先生やメンバー、インドのヨガ事情についてもお話できたらいいなと思います。
それではまた。NAMASTE!!
本田ゆうすけ
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