【しゃがむとかかとが浮く人はデメリットがたくさん!】足首を柔らかくするオススメ簡単ストレッチ

 【しゃがむとかかとが浮く人はデメリットがたくさん!】足首を柔らかくするオススメ簡単ストレッチ
photoAC

しゃがむ時にかかとが浮いてしまうと、ヨガのポーズでもやりにくい事も。今回は、そのデメリットや、改善ストレッチをご紹介します。

広告

しゃがむときにかかとが浮いてしまう原因

1. 足首の硬さ
足首(特にアキレス腱周り)の柔軟性が不足していると、しゃがむ際に足首が十分に曲がらず、かかとが浮いてしまいます。

2. 股関節や膝の可動域の制限
股関節や膝が十分に曲がらないことも原因となり、体が前傾してしまうことで、かかとが浮くことがあります。

3. 体重のかけ方
ハイヒールをよく履くなど、足の重心が前方に偏っていると、自然とかかとが浮きやすくなります。

4. 足底の筋力不足
足底の筋力や安定性が不足していると、しゃがんだ姿勢でかかとを支えられず、浮いてしまいます。

しゃがむ時にかかとが床から浮くデメリット

1. 膝への負担が増加
かかとが浮いた状態でしゃがむと、重心が前方に偏り、膝に過度な負担がかかります。この状態が続くと、膝の関節にストレスがかかり、関節痛や怪我を引き起こすリスクが高まります。

2. 安定性の低下
かかとが浮いていると、足の底全体でしっかり地面を捉えることができず、バランスが不安定になります。特に重い物を持っている場合などには、転倒のリスクが高くなります。

3. 腰に負担がかかる
かかとが浮くと、しゃがみ方が不自然になり、体が前傾しやすくなります。これにより、腰に負担がかかりやすく、長時間続けると腰痛の原因になることがあります。

4. 筋力のバランスが崩れる
かかとが浮く状態では、太ももや股関節の筋肉がうまく働かず、主に膝や前面の筋肉が過剰に働くことになります。この筋力の偏りが続くと、筋肉のバランスが崩れ、姿勢の不良や筋肉の不均衡が生じます。

5. 柔軟性の低下
足首や足底の柔軟性が不足していると、かかとが浮いてしまうため、その部分の柔軟性を改善する必要があります。柔軟性の不足は、関節可動域が狭くなる原因となり、日常生活や運動において不自由さを感じることがあります。

6. パフォーマンスの低下
スポーツやフィットネスにおいて、しゃがんだ姿勢が不安定だと、パフォーマンスにも悪影響を与えることがあります。例えば、スクワットやジャンプなどの動作が不安定になり、効率よく力を発揮できないことがあります。

このように、かかとが浮く状態でしゃがみ続けることは、長期的には体に不具合を引き起こす原因となり、怪我や痛みのリスクを高めるため、適切なフォームと柔軟性を意識して改善することが必要です。

足首の柔軟性を高める!改善ストレッチ

<やり方>
1.足幅を肩幅に開いて長座になり、足首を回す。内、外回し5回ずつ行う。

2.かかとを蹴り出し、つま先を自分へむける。30秒を目安にキープし、3回行う。

足首ストレッチ
Photo by Emiko Hirukawa

3.片膝を立て、両手を膝の上に乗せて体重を前にかける。かかとは浮かないように意識し、深い呼吸で30秒目安にキープする。反対も同様に行う。

足首ストレッチ
Photo by Emiko Hirukawa

4.足幅を肩幅に開き、つま先を外側に向け、しゃがむ。両手は前の床につき、背筋を伸ばす。深い呼吸で30秒〜1分目安にキープする。

花輪のポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

5.4のポーズから膝を伸ばし、つま先を正面へ向ける。体重をつま先側にかけ、深い呼吸で30秒〜1分目安にキープする。

前屈
Photo by Emiko Hirukawa

動画でみる

 

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

足首ストレッチ
足首ストレッチ
花輪のポーズ
前屈
【しゃがむとかかとが浮く人はデメリットがたくさん!】足首を柔らかくするオススメ簡単ストレッチ