【1回で変わる】しゃがんだ時かかとが床につかない人が行うべき5つのストレッチ
しゃがむことができない方は足首だけが硬いと思いがちですが、実は他に原因がある場合があります。今回はしゃがめない原因の解説と1回で変わるストレッチ方法をご紹介します。
しゃがめないのは足首の硬さだけじゃない!
ヨガのポーズでマラーサナというポーズがありますが、このポーズが苦手な方はしゃがむことも苦手な方が多いです。
しゃがんだ時にお尻がころんと後ろに落ちてしまったり踵をつけることができないとついつい足首の硬さが原因と思いがちですが、実は足首の可動域だけが原因ではありません。
しゃがむための3つの要素
しゃがむためには次の3つの要素が必要になってきます。
● お尻の柔軟性
お尻の柔軟性がないと前ももとお腹を近づけることができず、そのまま後ろに引っ張られてお尻がころんと落ちてしまいます。お尻が後ろについてしまう方は、お尻の柔軟性が弱いのかもしれません。
● すね・ふくらはぎの柔軟性
すね・ふくらはぎは足首ともつながる筋肉で、ここが強張っていると体重を前に乗せることができません。しゃがんだ時にすねが痛いと感じる方はここの柔軟性が必要ということがわかります。
● 足首の可動域
足首の可動域がないと踵より前に膝を出すことができないのでバランスを取ることが難しく、使わなくていい腹筋などで耐えなければなりません。かかとより前に膝が出ない方は足首の可動域の悪さが主な原因といえます。
上述のようにしゃがむためには3つの要素が必要です。ここからはこの3つの要素の機能を向上するストレッチ方法をご紹介します。
しゃがめるようになるストレッチ方法
脚の関節廻し
1)両脚を前に伸ばした長座の姿勢になる
2)足首を廻し、膝も曲げたり伸ばしたりと膝、股関節も動かす
3)30秒ずつ行う
お尻のストレッチ
1)足裏をマットにつけて、両脚を立てて座る
2)両膝を同じ方向に倒す
3)倒した方の脚の向こうに手をつき、そのまま身体も倒してお尻を伸ばす
4)30秒キープ
足首・すねのストレッチ
1)正座から片脚を立てて、両膝を外に開く
2)立てた脚の膝に両手を添えて、脚の開いた方向にそのまま体重を乗せていく
3)10回繰り返す
足の甲のストレッチ
1)正座になり、両手を後ろにつく
2)手の方に体重を乗せながら、両膝をマットから離して足の甲、すねを伸ばす
3)30秒キープ
足をクロスしたダウンドック
1)四つん這いからお尻を持ち上げたダウンドッグになる
2)足をクロスし、外にある足の踵を床に近づけてふくらはぎを伸ばす
3、30秒キープ
動画を見ながら実践!
ここまでご紹介したストレッチがこちらの動画にまとまっています。ぜひ動画を見ながら実践してみてください!きっと始める前よりもしゃがめるようになりますよ。
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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