疲労困憊の原因は仕事の頑張りすぎ?お疲れ症状別・疲労回復ヨガポーズ

 疲労困憊の原因は仕事の頑張りすぎ?お疲れ症状別・疲労回復ヨガポーズ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-09-25
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中度の疲労による症状:小さなことでイライラする・不安になる・集中力がない

レベル1の状態が続いてくると、今度は気持ちの余裕がなくなってきます。小さなことでイライラしたり、ちょっとしたことで不安になったり。人から言われた小さな一言にも一喜一憂してしまい、そんな自分にさらに自己嫌悪…という“気持ちの変化”が大きく表れてくるでしょう。この状態に陥ると何を考えてもネガティブな方向に自分をもっていってしまうので、何より「考えない」ことが大切。オススメのヨガレッスンは「リストラティブヨガ」や「ヨガニードラ」といったリラックス系のレッスン。体をほぐすことで心もほぐれてくることを、意識して体感してみましょう。また、何も考えずに「ゆだねる」ことを自分に許していくことや、「頑張らない」自分でいる時間を作るのも、気持ちを安定させるのにとても役立つでしょう。

重度の疲労による症状:自己否定を繰り返す・まわりに依存する・感情を制御できない

疲れがたまった体の状態(レベル1)と不安定な気持ちの状態(レベル2)を通り越して頑張りすぎると、心も体も悲鳴を上げ、自分で自分をコントロールできない状態になっていきます。「私はどうせダメなんだ」「私が悪い」といった自己否定を繰り返し、悪循環に陥ってしまったり、過剰に誰かに助けを求めてしまうこともしばしば起こります。そんな時にぜひ試してほしいヨガレッスンは、パークヨガやビーチヨガ、SUPヨガ、森ヨガ等の自然の中で行うヨガ。「自然」というとてつもなく大きなものに包まれている安心感は、精神を安定させます。さらに海の水、吹き抜ける風、いつも私たちを支えていくれている大地、という普遍的で壮大で、そして絶対にあらがうことのできない存在を感じることで、「自分ってちっぽけだな」「悩みなんて小さなものだな」と、物事の捉え方にも変化が現れてくるでしょう。

自己判断しすぎないことが大事

人によっては、レベル2~3の状態でも、ヨガや自分のケアだけでは難しいこともあります。そんな時は、勇気をだして心療内科やカウンセリングといった人の手を借りることも必要かもしれません。ただ、そうならないようにするために、定期的にヨガレッスンに通い、自分の心や体に対して意識を持っておくことや、日ごろのケアを怠らないようにしたいですね。そして、自己判断に迷ったときや勇気が出ないときは、いつも頼っているヨガインストラクターに相談してみるのもオススメです。今のあなたの状態にあったヨガのポーズを、きっとアドバイスしてくれるでしょう。

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