落ち着かない、鬱っぽい、イライラするetc.ヨガが心の病を癒やす理由

 落ち着かない、鬱っぽい、イライラするetc.ヨガが心の病を癒やす理由
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気持ちをリラックスさせたり脳を休めたり、ヨガが心と体に働きかける力は大きい。なぜ、ヨガをすることで心の病を癒やすのか、ヨガティーチャーの近藤真由美先生に聞いた。

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体の動きと呼吸を連動させ、自律神経を調える

一つめの理由としては、ヨガに自律神経を調える効果があることがあげられます。ヨガはポーズをとりながら深い呼吸をしますが、深く息を吐くと、体が緩んでリラックスした状態になり、深く息を吸うと、胸が開いてたくさんの酸素が体に取り入れられます。これは、全身にくまなく酸素が行きわたり、全身の細胞が活性化するということ。つまり、呼吸と連動したヨガの動きは、体にリラックスとリフレッシュをもたらし、自律神経の働きを交感神経優位から副交感神経優位へとシフトさせることができるということです。

ヨガが心の病を癒やす理由
(Photo by PIXTA)

それから、足の裏や手のひらでしっかりと床を感じながら、骨や筋肉などを意識して体を動かす事で、全身の感覚が目覚めていくこともポイントです。さらに、ヨガの動きは筋肉に無理なく負荷をかけるため、知らず知らずのうちに、筋組織が強化されます。健康な心は健康な体から、というのは本当で、身体感覚と筋力がきちんと保たれた健全な体は、軽やかな心づくりには不可欠なのです。

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yoga Journal日本版Vol.23掲載



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