姿勢が悪いだけで実年齢より老けて見られやすい…だから【老け見え対策】猫背を矯正する前屈ポーズ
実年齢より老けて見られやすい…横からの姿は見られたくない…そんな方にやってほしい猫背矯正ポーズをご紹介いたします。
猫背矯正には「脊柱起立筋」へのアプローチ
人間の背骨はゆるやかなS字カーブを描いており、胸椎部分はもともと後弯しています。しかしその後弯が強まり、癖になってしまっている状態を猫背と呼びます。この猫背になる原因はさまざまありますが、その一つに胸椎を起こす(伸展)筋肉である脊柱起立筋の弱体化が考えられます。
脊柱起立筋とは
腸肋筋・最長筋・棘筋からなる筋肉の総称で、主に背中を反らす働き(体幹の伸展)をもちます。重力に抗するあらゆる動きでも使われるため、「抗重力筋」に分類されます。この脊柱起立筋の中でも頚椎や胸椎の伸展に働く部分がアプローチすべき場所といえます。
猫背を矯正する「半分の前屈のポーズ」
脊柱起立筋の上部は、かがんだ姿勢から上体を起こそうとすることで効果的に鍛えることが出来ます。ヨガの半分の前屈のポーズ(アルダウッターナーサナ)を使って猫背、そして老け見えから卒業しましょう。
① 両足を揃えるか、こぶし1個分程度開けて立ち、両手を腰に当てる。
② 膝をゆるめて上体を倒し、ももとお腹をつける。
③ 両手をすねもしくはももに置き直す。
④ お腹とももを近づけたままお尻と頭が一直線のところまで上体を起こす。
⑤ 目線をななめ先の床に向ける。
⑥ 5呼吸ほどキープする。
⑦ 一旦両手を下ろして頭を垂らし、ゆっくり起き上がる。
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AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
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