【巻き肩さんはこれやって】すきま時間に座ったままできる「肩の位置が戻るチェアヨガ」

 【巻き肩さんはこれやって】すきま時間に座ったままできる「肩の位置が戻るチェアヨガ」
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座ったままの姿勢が続く方、今この記事を読んでくださっている方、姿勢はどうでしょうか?そう言われると姿勢はピンと伸びてきますが、ついつい肩が内側に入って、背中も丸く、どんより姿勢になっていること、多いですよね。肩が内側に入ることで、首や肩、背中のコリを誘発してしまうことはもちろん、気持ちまでもコントロールされていることをご存じですか?今日は巻き肩さんにおすすめの、簡単チェアヨガをご紹介していきます。

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頭の位置によって呼吸が変わる⁉

ヨガでは、タダーサナ(山のポーズ)といって一見『ただ立っているだけ』に見えるポーズがあります。
しかし、このタダーサナは足裏の意識、下半身のバランス、骨盤の向き、背骨の方向、上半身のバランス、そして頭の位置と、順に身体を快適な姿勢に導いてくれる、とても効果的なポーズです。最後に意識していく頭の位置ですが、頭が背骨より前にガクっと落ちてしまっている場合、つまりストレートネックと呼ばれる状態は、鼻呼吸より口呼吸の方がしやすくなってしまいます。反対に、背骨の真上に頭があることで、鼻から身体までの呼吸の通り道がスムーズとなり、鼻呼吸が深まりやすくなります。

姿勢
イラストAC

巻き肩は自律神経も乱れやすくなる!?

座った姿勢でも同じことが言えます。足裏を着け、背筋の真上に頭があることが、肩や首、背中のコリを解消するだけでなく、呼吸を楽にしてくれるのです。呼吸は私達が唯一自分で操ることが出来る自律神経。
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つで成り立っており、内側や外側の環境や刺激に対して、自動的に反応する神経です。私達自身の意志とは関係なく、血液循環や体温調節、消化や排泄などの機能を無意識のうちに調節してくれています。自律神経が乱れると身体の不調に繋がります。不調が続けば、段々と活力がなくなり、心までも元気を無くしてしまうことも。

座った姿勢
イラストAC

着替えずに座ったまま出来る!簡単チェアヨガ

靴は履いたままでも、脱いでいてもOK。転倒防止のため、足裏が安定して着地していることを確認してください。

1、椅子に安定した状態で座りましょう

2、息を吸いながら、肩を出来る限り上に持ちあげます

3、口から吐きながら肩や腕の力を抜いて、耳と肩の距離を更に広げるように、腕を下にさげます

4、3・4を3回繰り返しましょう

チェアヨガ
photo by Naoko Iwasaki

5、まだ余裕があったら、右手の甲を左膝の外側に当てます。左手で椅子の背もたれに手を置いていきましょう

6、息を吸って背骨から頭頂までの呼吸の通り道を感じます

7、吐きながら、身体を左にツイストしてきましょう

8、反対側も同様に行います

チェアヨガ②
photo by Naoko Iwasaki

詳しい説明は、こちらの動画でもご確認頂けます

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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