【ガチガチ肩が1回ですっきり】胸を開いて肩まわりの強張りをほぐす!寝たままできる簡単ポーズ
長年肩こりや首こりに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。マッサージや整体に行っても効果が持続しない人は、日常の「姿勢」を見直すことが大切です。今回はこり固まりやすい胸まわりにアプローチするヨガのポーズをご紹介します。胸のストレッチを習慣にして肩こりになりづらい姿勢を手に入れましょう。
胸の筋肉の固さが姿勢を悪くする⁉
背中が丸くなる猫背や肩が前に突き出た姿勢になる巻き肩を直して姿勢を良くしたい!と思って背中のトレーニングを頑張っていませんか?もちろん背中を鍛えることも大切ですが、姿勢改善には胸をほぐすことも同じくらい重要です。
胸には「大胸筋」と呼ばれる鎖骨から上腕骨に付いている筋肉や、「小胸筋」と呼ばれる肩甲骨から肋骨についている筋肉があります。この胸の筋肉がこり固まってしまうと腕や肩甲骨まわりが前に引っ張られて、背中を丸めたり肩を前に引っ張ったりしてしまうのです。
ほかにも、胸の筋肉が硬くなることで以下のようなデメリットがあります。
・姿勢が悪くなる
・肩こりや首のこりにつながる
・呼吸が浅くなる
呼吸や姿勢が少し変わるだけで、肩こりが和らぐ場合があります。デスクワークやスマホを使用する時間が長い人こそ、胸をストレッチしましょう。
寝ながらできるオープンウィングのポーズ
①うつ伏せになり、両手を左右に広げる
②片手で床を押し、上半身を転がすようにして胸を開く
上の足を立ててバランスを取りましょう。
胸や肩、腕のあたりにストレッチを感じる位置で1~3分キープし、反対も同様におこないます。
ポイントは腕の位置
背中や肩に違和感があれば、伸ばしている腕の位置を下げたり上げたりして調整しましょう。
さらに胸を開きたいひとにおすすめ!猫のしっぽのポーズ
①うつ伏せから、肘をつき上半身を起こす
②片膝を曲げて、曲げた脚と反対の手で頭を支える
③伸ばしていた脚を曲げて足先を手で掴む
④足の甲で手を蹴るようにして腕の付け根や胸のあたりの伸びを感じる
身体の前面がしっかり伸び、すこし背骨のあたりも刺激されて姿勢改善につながります。
ポーズを解いた後に呼吸がしやすくなっている感覚はあるでしょうか。胸をストレッチして心地よく開くと気持ちを前向きにしてくれる効果もあります。
一日の終わり、お休み前に胸のストレッチを取り入れてみてくださいね。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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