【下腹ぽっこりは太っているせいじゃなかった!?】お腹をすっきりさせる!便秘解消ゆらゆらストレッチ
下腹のぽっこりにお悩みの人必見! 実は便秘やオナラの元になるガスがが原因で、お腹がぽっこりしてしまうことがあるのです。今回は便秘とぽっこりお腹との関係とお腹すっきりストレッチをご紹介します。
ぽっこりお腹と便秘の関係
ぽっこりお腹の正体は必ずしも脂肪というわけではないというのをご存知でしたか?
運動習慣やお腹まわりの筋肉をあまり動かす機会がない人がお腹に脂肪がつきやすくなるのは事実ですが、一方でぽっこりお腹の正体は、腸内からの便秘やガスによる張りである可能性も高いのです。
「毎日お通じがあれば大丈夫!」は間違い?
便秘に定義はありませんが、基本的に口から取り込んだ食物は約24時間〜72時間かけて便となるので、3日間以上お通じがなかった場合は便秘の可能性があります。ただ、お通じの中で一番大切なのはすっきり感とスムーズ感。毎日お通じがあったとしても、残便感がある場合は排出すべき必要量がしっかりと排出されていないので、これもまた便秘といえます。
お腹がぽっこりは「ガス」が原因であることも
オナラは腸内が元気な状態でもある程度は出ますが、便秘になるとオナラの元になるガスが腸内に多く発生し溜まりやすくなり、お腹の張りや不快感を感じることがあります。よく噛まないで食べたり、早食いなども、腸内にガスを多く発生させる原因になるので気をつけましょう。
便秘解消の4つのポイント
ストレスを溜め込まない
腸内の便やガスを送り出すためのぜん動運動という腸の働きは、自律神経に支配されています。ストレスを溜め過ぎると自律神経のバランスは乱れ、その結果腸の働きも乱れることに。腸の動きが鈍くなると便が腸内に留まり、便から水分がどんどん奪われ硬い便になり、スムーズな排出が困難になってきます。
腸内環境を改善する
私たちの腸内には100兆個の細菌が存在します。善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がありますが、それらのバランスは体調や年齢により変化します。腸を元気に保つには善玉菌が優位な状態を作ることが大切。腸内の悪玉菌を減少させる食物繊維や善玉菌を増やすことに繋がる発酵食品を積極的に摂るとよいでしょう。
座りっぱなしに注意
1日中座りっぱなしだと、血液の流れやリンパの流れが滞りやすく、手足のむくみだけでなく腸壁もむくんでしまいます。腸壁のむくみは腸の働きが鈍くなるだけでなくぽっこりお腹にもダイレクトに繋がります。適度に下半身や体幹を動かすストレッチなどを生活の中に取り入れましょう。
お腹を優しく「のの字」マッサージ
腸のぜん動運動を促進するのに一番手軽に行えるのがお腹を優しくさするのの字マッサージです。背もたれに寄りかかったり、仰向けの姿勢でお腹をリラックスさせて、腸の流れに合わせ時計回りにゆっくりと優しく手でさすりましょう。
便秘解消ゆらゆらストレッチ
※食後に行う場合は2時間程度の時間を空けましょう。
①クッションや枕を床に置き、その上に骨盤がくるようにうつ伏せになります。両脚は肩幅程度に開いて、両手はあごの下など楽な位置へ置いて全身をリラックスさせます。
②両膝を曲げ、両脚を同時に車のワイパーのように左右にゆらゆらと動かします。この時、骨盤も軽くゆらゆらと動いているのを感じましょう。
③正座になり上半身を前に倒しおでこを床につけるチャイルドポーズの姿勢をとります。腰をストレッチしながら1〜2分間、お腹が膨らんだりちぢんだりする感覚を呼吸と一緒に感じてみましょう。
《詳しく動画でご覧になりたい方はこちら》
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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