眠れないのは背中のせい|背中のバキバキをゆるめて寝つきを良くする背中ストレッチ
背中のコリがひどくてなかなか寝つけない…そんな方には、寝る前に背中をゆるめるストレッチがおすすめです。今回ご紹介するストレッチは枕を使って楽にできるものなので、あぐらで座る姿勢になるのも辛いという方もぜひ試してみてください。
いつも背中が凝っている…
長時間のデスクワークやスマホ利用などで、一日の終わりに背中のコリ、バキバキ感を感じる人はいませんか?コリを感じやすい背中は筋肉が緊張していて、血流が悪くなっています。
背骨を動かすことで背中の筋肉がほぐれ、背骨のまわりを通る自律神経が優しく刺激され、日中に優位になっていた交感神経の働きと夜にリラックスする時に優位になる副交感神経の働きのバランスを整えることもできます。
「座った姿勢(あぐら)でのストレッチは無理!」という方でも、枕を使えばストレスを感じることなくストレッチできます。今回紹介するストレッチを取り入れて硬くなった場所をゆるめ、心も落ち着けてスーッと眠れるようにしていきましょう。
枕を使った座ったままストレッチ
今回ご紹介するストレッチは、背骨を様々な方向に動かすことで背中がほぐれやすくなります。
<やり方>
足元に高さを出すとやりやすいので、枕やクッションを用意して行いましょう。
1)膝を立てて座り、膝の下に枕を横向きに置く。膝を横に開いて、枕の上に乗せる
2)両腕を正面に伸ばして指を組み手のひらを自分の方へ向け、息を吐きながら、背中を丸めていき、あごを引いて目線をおへその方へ向ける。両腕はできるだけ床と並行に、腕が前方に引っぱられているようなつもりで伸ばし続ける
3)息を吸って上体を起こしながら、手のひらを胸の方に引き寄せ、目線と胸を少し斜め上に向ける
4)2)と3)の動きを何回かくり返す
5)両膝を枕の上で開いたまま、上半身を左右にねじる。息を吐きながら上半身を右にねじり、右手を後ろに、左手を右膝の上につく。そのまま3呼吸ほどキープ
6)反対側も同様に行う
7)上半身を正面に戻したら、そのまま前に倒れる(合せきのポーズ)。上半身と両腕の力を抜き、頭の重さを感じながら、腰から背中にかけて優しく伸ばす
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く