「40代からの体づくり」背中の衰えが老け見えに繋がる!背中と腰を伸ばしてひねる引き締めエクサ2選
自分ではなかなか気づけない背中の衰え。40歳を超えたころから、背中や腰回りのたるみや脂肪が気になりだした…。そんな人もいるのではないでしょうか?実は、背中を中心とした背面のたるみは、老けて見える大きな原因になると言われています。今回は、40代からの老け見え予防!背中や腰をスッキリさせる2つのエクササイズを紹介します。うつ伏せの体勢から行うので、バランスを崩すことなく、しっかり効かせることができますよ!
背中が衰えると老けてみえるのはなぜ?
背中には広背筋や脊柱起立筋をはじめとした大きな筋肉があります。
これらの筋肉には、きれいな姿勢を保つ働きがあり、衰えると背骨が丸まり、背中、腰、お尻のたるみにつながります。また、肩も内側に入りやすくなります。
猫背になり、胸やお腹など、体の前側もだら~んと緩んで垂れ下がるため、老けた印象になってしまうのです。
老け見え防止!2つのうつ伏せエクサ
広背筋や脊柱起立筋など、背中の大きな筋肉にアプローチする動きで、たるんだ背面をキュッと引き締めましょう。
1.背骨と腰の横側を伸ばすエクササイズ
1)うつ伏せになり手は肩の横に、脚は楽な幅に開く
2)息を吸いながら手で床を押して肘をのばし、上体を引き上げる
3)息を吐きながら右肩越しに後ろを振り返り、背中、左の腰からわき腹を伸ばす(2~3呼吸キープ)
4)ゆっくりうつ伏せに戻り、反対向きも同様に行う
ポイント
お腹や胸だけでなく、背中や腰回りに呼吸を送りながらキープします。
腰、肩、首まわりが詰まって力んでしまう場合は、手の位置をもう少し前の床につくか、肘を曲げて行いましょう。上体の角度が緩やかになります。負担が軽くなり、楽になりますよ。
2.背中と腰を伸ばしてひねるエクササイズ
1)脚の幅を楽に開いたうつ伏せから、左の肘下で床を押して上体を起こす
2)左膝を曲げ、右手で左足の甲を掴む
3)背骨を伸ばして息を吸い、右後ろを振りかえりながら、胸や肩を開いて背中、腰まわりをひねる(2~3呼吸キープ)
4)息を吐きながらうつ伏せにもどり、反対側も同様に行う
ポイント
背中から腰回り全体を伸ばしたまま、ゆるやかに捻ります。
無理せず、深く心地よい呼吸が続けられる範囲で行いましょう。背中や腰回りの引き締めはもちろん、そのほかにもたくさんの効果が期待できます。
例えば、肩を開く動きは猫背や巻肩、肩こりの解消、胸を開く動きはバストアップ、お腹も伸びるので、ぽっこりお腹解消にも効果あり!
若がえり効果抜群のエクササイズですよ。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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