ガチガチ背中はデメリットしかない!スキマ時間に座ったまま出来る簡単椅子ストレッチ
背中の硬さや痛みを感じて放置していませんか?ガチガチになった筋肉は自然に柔らかくなる事はなく、そのおままにしておくと悪化してしまう場合もあります。時間を作ってストレッチを行うタイミングがない人におすすめの座ったまま出来る椅子ストレッチのご紹介です。
背中が固まるとどうなる?
デスクワークのように座ったまま同じ姿勢でいる人や、立っていても決まった方向に上半身を向けて作業する人は、背中が動きにくかったり固さや痛みを感じることがあると思います。痛みを感じるレベルになると、筋肉はかなりのハリや固まりを起こしています。固さは痛みに変わっていくので、以下のような症状が出ていたら要注意です!
背中が固まると起こる悪循環とは
・血流悪化
・呼吸が浅くなる
・背中の脂肪過多
・悪い姿勢
・腰痛
・肩こり
・首こり
・偏頭痛
・脇腹にぜい肉がつく
・二の腕が太くなる
・首が太くなる
・ストレートネック
等です。痛みが出てからは動きにくさも増すので、同じ姿勢でいる時間が長い人は、毎日リセット的に背中をストレッチすることをお勧めします。
背骨の可動促進には肩甲骨を動かす!
背骨は縦のラインで、肩甲骨は左右の横のラインでそれぞれ単体の骨ですが、同じ筋肉で繋がっている部分が多いです。肩甲骨の周りのインナーマッスル(ローテーターカフ)のみで考えると肩甲骨周辺には立体的に筋肉がついています。日常生活の動作では肩甲骨周りの全ての筋肉を動かすのが難しく、肩甲骨が固まることで背骨と肩甲骨の共通して付着する筋肉が動きにくくなってしまいます。逆に肩甲骨がよく動いてる人は、背中の固まりが少ないことが多いです。
ガチガチ背中=ガチガチ肩甲骨という一つのセットと考えてほぐしを習慣にしていきましょう。今回のストレッチは椅子に座ったまま、約3分で簡単に3つのストレッチが行えますのでお勧めです。
やり方
①胸開き
両足は腰幅より広めに開き、安定する爪先と膝の向きにしたら、椅子の座面の真ん中に座り両手の指を一本ずつお尻の近くで繋ぎます。両肘は伸ばして腕は床へ向かって伸ばして、鼻は天井に向けて引っ張り合いながら深呼吸を繰り返し10秒伸ばします。
②背骨伸ばし
①の後、座ったまま上体を真っ直ぐ正面に戻し、両脚の間に両腕を下ろします。背中も肩甲骨も全て脱力して床の方へ上半身を倒したら、肩甲骨を寄せて床の方へ脱力する動きを10回繰り返します。
③骨盤&背骨伸ばし
座ったまま足は①と同じ幅で両手は膝上にタッチし、息を吸いながら胸を前へ付きだし骨盤を前傾させ、吐くタイミングでお腹を背中の方へ押しながら骨盤を後傾させる動きを10回繰り返します。
動画で確認されたい方はこちらから↓
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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