【梅雨の季節に多い脚の重だるむくみケアに!】たった1分で終わる「寝る前アロママッサージ」
梅雨の季節到来で、身体も心も重だるさを感じている方は多いかもしれません。今回は梅雨に気になるむくみをケアするアロママッサージをご紹介していきます。
なぜ梅雨はむくみやすいの?
梅雨は雨の日が多いことや大気が安定しないことで、湿度が高くなり気圧の変化も起こりやすい時期です。一日の中でも寒暖差が大きくなったり日照時間が少なくなるなどして、一年の中で私たちが一番気象ストレスを感じやすい時期と言われています。
湿度が高くなることで、体は水分をためやすくなり、排出する力が弱まることで余分な水分や老廃物が溜まりやすくなり「むくみ」という症状が起こるのです。
普段の予防対策としては、
塩分の多い食事やアルコールを控えることや、発汗作用や利尿作用のある食材を取り入れる。
体を冷やしすぎないように冷たいものの摂りすぎには注意する。
体の巡り血液循環やリンパを促進させるために、適度な運動やマッサージを習慣づけたり、ゆっくり入浴する。などを心がけることが大切です。
今回は、血液循環やリンパを促進し、むくみの改善に役立つアロママッサージをご紹介します。
むくみにオススメのアロマとトリートメントオイルの作り方
梅雨のむくみにオススメのアロマ
グレープフルーツ
柑橘系のフレッシュで爽やかな香りは、沈んだ気分を明るくさせてくれるのでやる気が出ない梅雨の不調も軽くなります。
梅雨の時期は湿度が高くなるため、体に水分が溜まりやすく、むくみや疲労感を感じる方も多いです。グレープフルーツはリンパの流れを促進し老廃物や余分な水分を流す効果があるのでマッサージオイルに取り入れて使用するのもオススメです。
ユーカリレモン
レモンのようなさわやかな香りは、鎮静作用があることから、心を落ち着かせてくれるのでリラックスしたい時に適した香りです。
低気圧による無気力感や疲れた心を癒やし、明るく元気にしてくれる効果も。また、筋肉の痛みを和らげ、炎症を鎮める働きがあるので、筋肉痛や肩こり、神経痛などの痛みや炎症の緩和に役に立つ精油です。天然の虫除けとしても役立ちます。
トリートメントオイルの作り方
マッサージ等で肌に直接使用するために、精油を植物油で希釈したものをアロマトリートメントオイルと言います。
皮膚から体内に精油の成分を浸透させることで血液やリンパ液、筋肉等への作用が期待できます。グレープフルーツをブレンドすることで梅雨特有のむくみのケアに効果が期待できます。
トリートメントオイルの作り方
用意するもの
・精油(グレープフルーツ・ユーカリレモン)
・植物油(ホホバオイル・セサミオイルなど)
・保存用の容器(30ml)
作り方
保存用の容器に植物油を30ml入れ、精油を5〜6滴加えます。容器をよくふり混ぜ合わせたら出来上がりです。
※トリートメントオイルを作るときに、濃度は1%パーセント以下が基本です。
トリートメントオイルは精油と植物油を混ぜて作りますが、その際の安全な濃度は日本では1%とされています。1%濃度のトリートメントオイルを作る際は、10㎖の植物油に対して、アロマ精油を2滴(0.1㎖)、という基本を覚えておくとよいですよ。 ※市販されているアロマ精油の瓶は必ず共通して1滴=0.05㎖と規定されています。
むくみをケアするアロママッサージ
〈やり方〉
①マッサージオイルやクリーム等を手に取り、膝下全体、足全体につけます
②足の甲をグーの手でゴリゴリマッサージします
③次にくるぶし周りをマッサージ
④足裏も空に向けてまんべんなくマッサージしましょう
⑤足裏をグーの手でトントン叩きます
⑥脚を立て、くるぶしから膝方向へマッサージし、ふくらはぎをもみほぐします
⑦最後に脚を持ち上げて揺らしましょう
※反対も同様に行います
動画で確認してみる
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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