足裏は第二の心臓?脚のむくみや体の不調をスッキリ解消!一日の終わりにやりたい【足裏・足指メンテ】
1年を通して「むくみ」で悩んでいる人は多いのではないでしょうか?今回は足裏を鍛えて柔らかくすることでその悩みを解消する方法をご紹介します。足裏って私たちの身体でいちばん遠い場所で普段は意識することが少ない部位かもしれません。しかし足裏は私たちを支える重要な部位であり、身体を流れる血液や水分を心臓へ戻す大切な役割があります。一日の終わりに頑張ってくれた足裏をメンテナンスしてむくみを解消しましょう!
「足裏」には体調維持に重要な要素が詰まっている
足指の先から足首までを「足」と言います。足は26個の骨で構成されており、足の裏は筋肉が数多く集まっています。
立っているときはもちろん、歩いたり走ったりするときの身体からの衝撃を足の裏全体で受け止めて分散/吸収したり、地面と接している足裏で地面からの反動を受け止めたりしています。
体重移動の際、足指が浮いてしまったり、足先にギュッと力が入っていると、この力の衝撃吸収がうまく出来なくなり、適正な部位へ力が加わらず、足の裏の筋肉が衰えてしまいます。
足の裏の筋力が衰えると、土踏まずと呼ばれているアーチが崩れ、足裏の内側に空間がなく全体が地面についている状態、いわゆる扁平足になったり、外反母趾の原因を引き起こします。
それらはむくみの原因の一つにもなります。また足首やふくらはぎ、膝、股関節に負担がかかり疲れやすくなり、骨盤の歪みやO脚にも繋がります。
加えて足の裏には、微細な情報を脳へ伝える感覚センサー「メカノレセプター」がはたらいていて、地面の凸凹や傾斜などさまざまな情報を正確に伝えてくれているのですが、足の裏が柔らかい状態に保たれていないと、感覚センサーへ正しい情報が伝わらず、本来使わなくても良い部位に力が入ってしまい、むくみやケガにつながってしまう可能性もあります。
身体全体から見たら小さなエリアですが、この足を整えることで、弾力がありつつも柔らかい足裏を保つことができ、自分で自分の身体を守っていけるのです。足の裏を鍛えて柔らかくして、むくみを解消すると同時に、身体全体の不調を解消する方法を見ていきましょう。
【足の裏を柔らかくしよう】
足の裏は、一方向から力を加えると柔らかくなりやすいという性質があります。かかとから足指にかけてテニスボールを踏んで、コロコロ転がしてみましょう。
【足指を鍛えよう】
足指の屈筋群を鍛えると効果的です。足指を思いっきり使ってグーチョキパー繰り返したり、足の指を使ってタオルを引き寄せてみたりを日常に是非取り入れてみてください。
【足を労わろう】
1日の終わりに足の甲や足裏、くるぶし周りを軽くマッサージしてあげましょう。お風呂に入る時、着替える時などに「いつも私の身体を支えてくれてありがとう」と声をかけながらでもいいですね!
足の裏は第二の心臓ともいわれています。むくみはもちろんのこと、身体全体の不調を招くことが理解できたかと思います。日頃から意識をして足を大事にしてあげましょう。足さんは必ずこたえてくれはずです。
AUTHOR
吉本憲太郎
38歳でヨガに出会う。 それまでは会社員として働き、頑張ることが当たり前と思いながらガムシャラに過ごしてきた。 そんな中ある日突然、心と身体のバランスを取ることが出来なくなりヨガに出会った。 ヨガで生きる“ときめき“を知った。 自分を救ってくれたヨガを多くの方にお伝えしたい、と指導者への道に進む決意をし、現在に至る。 「ヨガが特別な事ではなく、毎日の生活の一部となるように」 そんな気持ちを込めて2022年2月に熊本県中心部にヨガスタジオ「..with THE CLEAR YOGA」をオープン。 どなたでも安心して通っていただけるビギナークラスから、指導者養成(全米ヨガアライアンスRYT200講座)も開催している。 ・..with THE CLEAR YOGA 主宰 ・全米ヨガアライアンスE-RYT®︎500 ・Manduka Japan アンバサダー
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く