【何もないところでつまずく人は要注意】硬い足裏をほぐして理想のアーチを取り戻す「簡単ほぐし技」
平らなところでつまずいたり、歩くとすぐに足が疲れたり、原因がわからない腰痛がある、という人は、足裏の硬さが原因かもしれません。足裏をほぐす簡単ストレッチがおすすめです。
足裏の機能
足には、歩く・体を支えるといった役割以外に、クッションのように衝撃を吸収するという役割があります。
足裏のアーチが崩れると…
足裏には3つのアーチがありその3点のクッションにより衝撃が分散されていますが、運動不足や加齢・サイズが合わない靴を履くなどの理由から、アーチが崩れてしまうことがあります。それにより、足の疲れや痛みを引き起こす可能性があります。
・歩くとすぐに疲れる
・なんでもないところでつまずく
・膝や腰の痛みがある
・足が冷えやすい、むくみやすい
・足がつりやすい
ひとつでも当てはまる人は、足裏をほぐすことを意識しましょう。
足裏をほぐすメリット
足裏のアーチの改善
3つのアーチが適切に働くと、足の疲れや痛みだけでなく、姿勢の改善や扁平足・転倒予防にも繋がります。
足の疲れや腰痛の予防
足裏の筋肉がほぐれていないと、歩行時などによる衝撃を吸収するクッションが足りず、足裏・膝・股関節・腰などへ負担がかかります。すぐに足が疲れる人や、腰をほぐしても腰痛がよくならない人は、足裏の筋肉をほぐすことで改善する可能性があります。
冷えやむくみの改善
足指や足首・ふくらはぎをほぐすことで、血行が促進されリンパの流れもよくなり、冷えやむくみの予防・解消が期待できます。
足の疲れを感じる人はトライ!「足裏ほぐし」
①床に座って、右脚はあぐらの状態、左脚は膝を立てます。右の足裏を上に向け、足裏全体を手で揉みほぐしましょう。立ててある左足のかかとで右足裏を踏み、ほぐしても構いません。20~30秒行い、反対足も同様に行います。
②脚を伸ばして床に座ります。両手はお尻の後ろにつき、両脚は腰幅程度に開きます。両足首をの曲げ伸ばしを10回程行います。この時余裕があれば、つま先を伸ばした時に足指をグーの形に丸めて、つま先を反らした時に足指をパーの形に広げてみましょう。
動画で確認しながら取り組みたいならこちらから
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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