足が疲れやすい人は今すぐここを確認してみて!足の疲れやすさ改善のための意外なポイントと改善方法
足が疲れやすかったり、重だるかったりするけれどなかなか改善されないという方は、意外なところに原因があるかもしれません。今回は、その理由と改善方法をお伝えします。
足が疲れやすい人が確認するべき部位とは?
足が疲れやすい・だるいと感じていたり、足のマッサージをしているけれど疲れやすさは改善できないなんてお悩みをお持ちの方は意外と多いです。そんな方は首をほぐすことで改善できるかもしれません。足と首は位置的には離れているので一見すると関連がないようですが、どういうことでしょう?
足と首との繋がりとは
首こりというと、日常的にスマートフォンやパソコンを見る時間が長い人に多く、年代を問わずお悩みを抱える方がいらっしゃいます。スマートフォンを触っている時によく見られる姿勢として、頭が前に出ているいわゆるスマホ首と呼ばれる姿勢がありますが、このような姿勢を続けることは首に負担がかかり、首こりや痛みの原因となってしまいます。このような首こりを抱える方が足の疲れやすさやだるさを感じている場合、首こりに原因がある可能性があります。
首の筋肉は、背中から太ももの裏側の筋肉へと繋がり、ふくらはぎ、足裏までも繋がり、影響しています。首こりを抱える人が足の疲れやすさも抱えやすいのは、この繋がりからなのです。そのため、首こりがあるのに足だけをマッサージしてもすぐに足が疲れてしまう場合、首もほぐす必要があるのです。思い当たる場合、まずは首の付け根部分の硬さを確認してみましょう。思いの外、固まっているかもしれません。
足の疲れやすさ改善のためには股関節もポイント
足の疲れ改善のためには首だけではなく、股関節にも意識を向けていただきたいです。股関節と繋がりがある大腰筋は内ももから足のインナーマッスルへと繋がっています。さらに、首のインナーマッスルにも影響しているのです。そのため、股関節の動きを良くすることによって、足や首のインナーマッスルの働きを高めることができるのです。
足の疲れやすさ改善のための方法とは
それでは、実際に改善するための方法をご紹介します。首はほぐし、股関節は動きを良くすることが必要です。
首ほぐしの方法
1. 首と頭の境目部分を押さえ、耳の後ろから中央部分に向かってずらしながら押していきます。
2. 最後に拳で首と頭の境目全体を満遍なくマッサージしましょう。
※フォームローラーをお持ちの場合、首と頭の境目部分にフォームローラーを当て、頭を優しく左右に揺らす方法もおすすめです。30秒〜1分程度、行いましょう。
股関節の動き改善方法
1. 座った状態で両足を軽く開いて、足先で円を描くように回したり、足先を左右に揺らしたり、足先から股関節を動かします。
2. 膝立ちになり、両手の鼠蹊部(親指を太ももの付け根部分)に当てます。
3. 息を吐きながら、親指で鼠蹊部を押しながらお尻を後ろへ突き出すようにして軽く前傾し、息を吸いながら起き上がってきます。
4. 3〜5巡程度、行ないましょう。
動画を見ながらマッサージ&ストレッチしてみましょう
もう少ししっかりと改善したい場合、以下動画と一緒にマッサージとストレッチをすることをおすすめします。強張っている部分はすぐに改善しにくいかと思いますが、まずは週に3回程度ほぐしてみてください。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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