【意外】背中をほぐすと脚が軽くなる?脚をほぐすと背中が伸びる?ストレッチポールを使ったほぐし術
足の疲れは年齢問わず感じている方が多いと思います。 マッサージをしてもまたすぐに疲れてしまう等、慢性的に足の疲労感を感じる方にお勧めのストレッチポールを使った気持ちのいいケアのご紹介です。
あなたの脚の疲労感は大丈夫?座っている時と歩いている時の姿勢の関係とは
老若男女問わず感じる「脚の疲れ」。これは歩いている時に発生することが多く、脚と言っても「前もも」「もも裏」「すね」「ふくらはぎ」「足裏」と様々な部位があるため、疲れを感じる箇所も人ぞれぞれ違っています。
長距離走ったり歩いたりしたわけではなく、日常のちょっとした距離を徒歩で移動しただけで脚の疲れを感じる場合、原因は別の所にあるかもしれません。
足の疲れに繋がる歩き方
1.足を引きずる歩き方
2.つま先が浮いていて地面を蹴れない歩き方
3.猫背歩行
4.前かがみ重心で骨盤前傾の歩行
5.後ろ重心で骨盤後傾歩行
等です。これらは無意識のうちに上半身の姿勢が崩れている事から起こりやすく、改善には体幹強化や姿勢改善が必要です。
日常生活の中で、座っている時に背中と骨盤が歪んでいる姿勢で長時間過ごす人は、立って歩いた時に脚の疲れを起こしやすい要素を持ち合わせているため、背中から骨盤にかけての姿勢をリセット出来るストレッチで背中のコリが伸び、脚の疲労回復の近道となります。
脚のケアの前に、まずは背中をスッキリさせる背面リセットケアから
動画の「巻き肩や猫背改善ストレッチ」を行ってから脚のストレッチポールケアの順番でお試しください。
脚のパーツ別ストレッチポールケア
前もも
前ももが外に向かって張っている人にもおすすめ。大腿四頭筋の張りを取り老廃物を流しやすくなるので、むくみ改善、疲労回復に効果が期待できます。骨盤前傾歩行の人は、前ももが張りやすい傾向が多くみられます。
やり方
床に、ストレッチポールを体に対して横向きになるように置き、その上にうつ伏せになります。ストレッチポールを腰骨の下から膝上までゴロゴロと転がします。
匍匐前進するように進み、後退をする動きを、10往復繰り返します。
もも裏
後ろ重心で、骨盤後傾歩行の人はもも裏に負担がかかりやすくなります。
やり方
マットにお尻を付け、両脚を伸ばします。もも裏がストレッチポールに当たるように脚に乗せて、お尻を浮かせます。腕で支えながら、ストレッチポールをゴロゴロと10往復転がします。
すね
もも裏と同様に骨盤が後傾している人は脛の筋肉が固くなりやすいです。
やり方
床に横向きに置いたストレッチポールに両すねが当たるよう、正座するように座ります。ストレッチポールを転がし、膝下から足首まで当たるように10往復します。
痛みがある方は、踵とお尻を離して行いましょう。(②)
○ふくらはぎ
猫背姿勢だと膝が曲がっての歩行になりやすいです。ヒールを履く人もふくらはぎをケアしましょう。
同時に膝裏の膝下リンパも刺激します。
やり方
お尻をマットや床に付け、両脚を伸ばします。ふくらはぎのふくらみの部分にストレッチポールが当たるよう、脚を乗せます。
膝を軽く曲げて足踏みするように足を動かし、ストレッチポールでふくらはぎを指圧するように動かします(①)
ふくらはぎ一か所にストレッチポールを当てて、脚の付け根から左右に揺らします。(②)
足裏
歩行時に重心が定まりにくいと負担が多くかかるのが足裏です。
足裏の固さを取り和らげます。
やり方
マットや床に座り、両脚を伸ばしまたら膝を立て、足の裏がストレッチポールに当たる位置でセットします。
縦方向にストレッチポールを転がします。(①)強めに当てたい方はお尻を浮かせて行うのもお勧めです。(②)
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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