「ふくらはぎや足裏がつる人」これやろう!【10回押すだけでOK】◯◯をはめ込む足首調整
運動中や日常生活の何気ない動作の中で、ふくらはぎや足裏がつった経験はありますか?もしかするとその原因、距骨の不安定さが原因かもしれません!簡単にできる足首調整方法をお伝えするので、日常のケアに取り入れてみてくださいね。
あなたは、前重心?後ろ重心?
ふくらはぎ、足裏がつるというあなた、立った時の重心が前や後ろに偏っていませんか?
<前重心の人の特徴>
・何もないところでつまづく
・反り腰気味
・靴のつま先部分のみがすり減る
・前ももの張りが強くパンパン
<後ろ重心の人の特徴>
・深くしゃがめない
・浮指
・靴のかかとの後ろ部分が極端にすり減る
・猫背気味
あなたはどちらでしたか? 後ほど、足首調整をする前に立ち姿勢で確認してみましょう。
「つる」とは筋肉の収縮バランスが崩れることで引き起こされます。重心位置がズレていると、同じ部分にばかり体重がかかり、足裏やふくらはぎ、すねの筋肉バランスが崩れてしまうのです。
重心位置が前後にズレている人は、足首にある「距骨(きょこつ)」という骨に原因がある可能性があります。この距骨の不安定さを解消し、重心を整えることで、つりにくい脚にしていきましょう。
距骨とは?
距骨はすねの骨の下にあり、かかとの上に挟まれた足首の真ん中にある骨です。多くの骨は、動くため、そして姿勢を維持し安定させるために筋肉がつき、サポートされています。ですがこの距骨は、筋肉がない状態で動く自由な骨なのです!
距骨が自由に動けるからこそ足首はつま先を伸ばしたり、回したりさまざまな方向に動かすことができます。私たちが凸凹した道も転ばずに歩けるのも距骨の働きのおかげ。しかし、筋肉がついていないからこそ安定しないと捻挫などを引き起こしてしまうこともあるので、距骨を安定させることが重要です。
距骨をはめ込もう
Beforeチェック 立ち姿勢をとり、つま先重心/かかと重心 どちらの感覚が強いか確認。
準備・・・床に座り、右足首を触れる姿勢をとる。
1)かかとを床に置き、つま先を上げる。足首に出る2本の筋の間を見つける
2)手の親指同士を重ね合わせる。つま先を持ち上げるタイミングで足首の筋の間を押す
※タイミングを合わせ、かかと側へ押し込むことがポイント。
3)足首、手を緩める
4) 2・3を10回繰り返す
反対も行います。ズレた距骨をかかとの上に戻すイメージで行いましょう。
Afterチェック 立ち姿勢。足裏全体で床を踏めている感覚が得るはずです。
距骨はズレやすい骨でもありますが安定すれば<脚の形・骨盤の歪み・猫背・反り腰>などが改善しやすくなります。押すだけなので、隙間時間を見つけて距骨ケアをしてみてくださいね。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちらからどうぞ▼
参考サイト:「かかとの歪み」が不調の原因に!?西宮回生病院
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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