ガチガチ股関節が一瞬で柔らかくなるタオルほぐし|股関節をほぐすには「お尻をほぐす」が大事?
あぐらで座ると、膝が上がってしまうという方。その原因はお尻の固さにあるかもしれません。とはいえ、お尻は体の背面にあるため、なかなかほぐせないもの。でも、大丈夫!タオルで簡単にお尻をほぐす魔法のメソッドをご紹介します。
あぐらで膝がおりない原因はお尻の筋肉の硬さ
「あぐらで座っても、楽に座れない」
「足首が痛くなってしまう」
「後ろに倒れそう」
「股関節がガチガチであぐらになれない」
あぐらに関して、こんなお悩みをお持ちではないですか?
なかでも、「あぐらで座った時に膝が下りない」というお悩みは多いはず。膝が下りない原因の1つに、お尻の筋肉の硬さがあります。
お尻まわりには、縦方向、横方向、斜めなど、筋肉の向きも様々な大小10個以上の筋肉があります。さらに、お尻の大きな筋肉「大臀筋」は厚みがありとても強いため、大臀筋の下にあるインナーマッスルはストレッチをしても指でマッサージしても、なかなかアプローチしづらいといわれています。そこで今回は、より深層の筋肉にも楽にアプローチするため、フェイスタオルを使ってほぐしていきます。
タオルを使ったお尻ほぐし
フェイスタオルを準備。筒状に丸めて使います。
1.床に座り、フェイスタオルを右お尻の下にセット(ビキニラインに沿うように斜め45度に置く)
2.仰向けになり両ひざを立てる
3.右ひざを倒したり起こしたりゆらゆらと揺らす(タオルにお尻の筋肉が当たってほぐされる)
4.タオルの位置を自由に動かして、お尻全体をほぐす
5.30~60秒ほぐしたら、一度タオルを外して膝を外側に倒しリラックス
起き上がってあぐらで座ってみると、ほぐした方の脚の方が膝が床に近づいているかもしれません。ぜひ左右の差をチェックしてみて!
▼動画で詳しいやり方をチェック
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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