【内ももの間に「すきま」が欲しい! 】内もものたるみを防ぎすきまを作るストレッチ&エクササイズ

 【内ももの間に「すきま」が欲しい! 】内もものたるみを防ぎすきまを作るストレッチ&エクササイズ
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高木沙織
高木沙織
2022-11-30

日常での動作では、なかなか負荷がかからず使われることが少ない“股関節内転筋群”。それゆえ、ちょっと油断するとすぐに「内ももがプヨプヨ」に…。今回は、内ももの隙間作りを目指すエクササイズをピックアップ。股関節内転筋群に、効率よく効かせていきましょう!

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内ももは意識しないと、すぐプヨプヨになる!

内もものプヨプヨとしたたるみは、いつだって悩みの種。
「食事制限をしても、なかなかやせない」「ちょっと気を抜くと、すぐにたるんでしまう」という方も多いのではないでしょうか。

なぜなら、内ももは、体の中でもたるみやすい部分だから。

太ももの内側・内ももには、股関節内転筋群( 短内転筋、長内転筋、大内転筋、薄筋の4つの筋肉の総称)という、左右の太ももをお互いに引き寄せるときに力強く働く筋肉があります。
わかりやすく言うと、左右の太もも同士を近づけて内股にしたり、すり合わせるようにしたりするときに使われる筋肉です。
けれども日常生活でこのような動きをすることはそう多くありませんよね。そのため、股関節内転筋群には、負荷がかかることが少なく、弱くなりやすい筋肉でもあるのです。

まだまだある! 股関節内転筋群が弱くなってしまう原因

例えば…。
●歩く機会が少ない、もしくは小股で歩きがち
●長時間のデスクワークで、1日の大半を座って過ごしている
●座るときは、足を組んでいる

このような過ごし方も、股関節内転筋群を弱らせてしまう原因になります。
そこで今回は、股関節内転筋群にアプローチして、内ももに隙間を作るストレッチ&エクササイズを紹介します。運動強度はやや高めなので、ストレッチをおこなってから始めていきましょう。

内ももに隙間を作る! ストレッチ&エクササイズ

▶︎まずはストレッチ

内もも引き締め
photo by Saori Takagi

仰向けになり、両ひざを立てる。左ひざを外側に倒したら、右足の裏を乗せて、上から軽く押さえる。

ポイント:腰が床から浮きすぎないように、恥骨を天井方向に突き上げましょう。左足は、無理のない範囲で外側に倒します。内ももが心地よくストレッチされていれば、OK。60~90秒キープしたら、反対側も同様におこないましょう。

▶︎エクササイズ①のやり方

内もも引き締め
photo by Saori Takagi

1)右体側を下にして、横向きになる。右ひじを床について上体を支えたら、右ひざを曲げる。

ポイント:左手は体の前につきます。腰が反ったり、背中が丸まったりせず、体が一直線になるように姿勢を保ちましょう。

内もも引き締め
photo by Saori Takagi

2)【息を吸いながら】左足を高く持ち上げる~【息を吐きながら】1の姿勢に戻る。

ポイント:足の動きは、呼吸に合わせてゆっくりとおこないましょう。5~10回ほど繰り返したら、左体側を下にして、反対側もおこないます。

▶︎エクササイズ②のやり方

内もも引き締め
photo by Saori Takagi
内もも引き締め
photo by Saori Takagi

仰向けになり、両足を床から持ち上げる。【息を吐きながら】右足を外側に開く~【息を吸いながら】右足を閉じる。

ポイント:両ひざを伸ばした状態で、足は床に対して垂直に持ち上げます。まずは、右足を10回、左足を10回、片足ずつ足パカをおこないましょう。慣れてきたら、回数を増やします。腰が床から浮いてしまう場合は、丸めたタオルやブランケットを下に置いてもOK。

“足を閉じる”動きを意識しておこなうと、股関節内転筋群によりしっかりと効かせることができます。ぜひ、試してみてくださいね。

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AUTHOR

高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



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内もも引き締め
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