内ももの「i」の隙間は「恥骨筋」を鍛えると生まれる?座ってできる簡単エクササイズ
内ももに美しい隙間をつくるためには、ただ単に内ももの筋肉・内転筋を鍛えるだけではなく、内ももの付け根にある「恥骨筋」を鍛える必要があります!座ったままでできる簡単エクササイズをご紹介します。
作りたいのは「i」の隙間
内ももの隙間に憧れる方は多いですが、ただ単に内ももの間が開いている状態は、骨格的にみるとO脚になっていたり、太ももの骨が股関節にはまらず不安定な状態であることも。機能的にも見た目にも美しい内ももの隙間は「i」の形であると良いと言われています。
この「i」の形の隙間をつくるために必要なのが、「恥骨筋」です。内ももに隙間ができないのは、内もものたるみが原因と言われています。
内ももがたるむ原因は
●脂肪過多
●内ももの筋肉が使えておらず、ハリがなくなっている。
●股関節がハマっていないことにより、周囲の組織が正常に働いていない。
などがありますが、これらを解消してくれる筋肉のひとつが「恥骨筋」です。
なぜ恥骨筋を鍛えると内ももの隙間ができるの?
内転筋群が働くことにより、内ももそのものにハリが出るから
恥骨筋をはじめとする内転筋群は、内ももにある筋肉の総称です。これらのトレーニングをすることで、内ももそのものにハリが出てたるみが解消し、隙間ができやすくなります。
股関節と太ももの骨のはまりが良くなり、たるみが解消するから
恥骨筋には、股関節を良い位置で安定させてくれる作用があります。恥骨筋が働くことで、股関節に太ももの骨がはまり、内ももを含めた股関節周辺の組織の動きも正常になり、周囲のたるみが解消すると言われています。
脂肪過多の解消については食生活の管理や有酸素運動なども必要ですが、筋力不足や股関節のハマりが悪いことによる内もものたるみは、恥骨筋で解消できることが多いです。
座ったままで恥骨筋を鍛えるエクササイズ
- 椅子に座り脚を組む
- 組んだ脚のかかとをUPし、内もも同士をくっつける
- 上側の膝を天井に向かってアップする。この時に膝の角度が変わらないように、かかとを持ち上げたまま行う
上側の脚の内ももの付け根に収縮感を感じられたらOKです!
詳しい動きはこちらの動画をご覧ください
このエクササイズをおこなった後、立っているときや歩いているとき、椅子に座るときにも、両脚の内ももの膝側ではなく、付け根側をくっつけるように意識すると、日常生活でも恥骨筋を鍛えることができ、内ももの隙間に一歩近づくことができますよ! ぜひやってみてください。
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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