【X脚・XO脚の人は伸ばすべき】加齢とともに硬くなりやすい恥骨筋をストレッチ
脚の歪みがあると、見た目の美しさに関わるだけではなく、関節に負担がかかることで身体の不調を招く原因になってしまいます。日常の姿勢や身体の使い方の癖により引き起こされたレッグラインの歪みは解消していきたいですね。
あなたの脚の形は?
X脚は、足を閉じて立とうとした時に膝はくっつくけれどくるぶしが離れてしまう状態です。XO脚は、膝とくるぶしがくっつくけれどふくらはぎが外側に湾曲している状態です。
X脚、XO脚の人はともに、股関節が内側に回旋(内旋)気味で内ももの筋肉が硬くなりやすい特徴があります。
特に、内ももの筋肉の中でも恥骨筋は子宮周辺にあるためホルモンバランスの関係で加齢とともに硬くなりやすいとも言われています。恥骨筋は内ももの筋肉の中で最も上部に位置し、脚を内側に閉じる、股関節を曲げる、股関節を内に回す時に働きます。
まずは、硬くなりやすい恥骨筋を伸ばすことでレッグラインを整えるための身体作りをしていきましょう。ご紹介する動きは股関節の大切なインナーマッスルである腸腰筋も強化できるため、股関節の状態が良くなりますよ。
恥骨筋ストレッチのやり方
レベル1
四つ這いの姿勢から膝をマット幅くらいに開き、膝からカカトを一直線にしてつま先を外側に向ける。
背筋を伸ばしながら、息を吐いてお尻を後ろに引き、吸いながら元に戻る。
レベル2
四つ這いの手の位置に肘をおろし、レベル1と同様にお尻を動かす。
レベル3
膝の幅を広げ、レベル2と同様に肘をつきながらお尻を動かす。
お腹がだらりとならないようにお腹を軽くへこませたまま、お尻をしっかりと突き出して行いましょう。お尻を無理にカカトにつけようとせずに、真後ろに引く意識で丁寧に動いてください。
詳しいやり方を動画で見る
腰が丸まらなければ小さい動きで内ももにしっかり伸びを感じられます。今のご自分の柔軟性に合わせて丁寧に動かすことで身体は変わってきます。普段硬くなっている部分を動かすことで代謝も上がり、股関節の可動域も広がっていきます。是非続けてみてください。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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