巻き肩＆猫背にお悩みならコレ！背骨のＳ字カーブを取り戻す伸び伸びストレッチ
巻き肩、猫背の人の共通点は背骨が硬くなっていることです。背骨が丸まった形で硬くなっていたり、逆に背骨が真っ直ぐに伸び切ったまま動かせなくなっている人がとても多いです。本来、背骨はS字に湾曲しています。その湾曲があって初めて姿勢を自然と保持できたり、衝撃を吸収したりできるのです。今日は巻き肩＆猫背を一気に改善する一石二鳥の背骨ストレッチを紹介します。巻き肩＆猫背の心当たりがある人は、ぜひやってみてください。
巻き肩＆猫背が背骨をストレッチするメリット
背骨は、丸める方向にも反る方向にも自由に動かせることが理想です。巻き肩や猫背によって背骨が固まってしまっている人に有効なのが、背骨を縦方向に引っ張って反らせる方向に起こなうストレッチ。背骨自体がストレッチされるだけでなく、脇の下・胸筋・背筋・お腹など、巻き肩＆猫背によって縮んでいる筋肉にもアプローチします。
このストレッチを行うと、巻き肩が開きやすく、猫背を伸ばしやすくなるため、正しい姿勢へと変わっていきます。また、巻き肩＆猫背によって引き起こされていた肩こり、腰痛、呼吸の浅さも、このストレッチによって改善されます。
背骨を反らせることは、普段全く行わない動きなので、最初はきついと感じる方もいらっしゃるかもしれません。息を止めないように注意してください。繰り返し行うことで、気持ちの良いストレッチに変わっていく「変化」を感じられると思います。それではやり方を説明します。
巻き肩＆猫背を改善する！一石二鳥の背骨ストレッチ
１）四つん這いになる
四つん這いからさらに一歩ずつ手を前につきます。こうすることで背骨を縦方向にストレッチしやすくなります。
２）お尻を後ろへ引いて背骨をストレッチ
お尻を後ろへ引いて、脇の下と背骨をストレッチしましょう。この時、お尻を踵につけないように注意してください。この動作を5回行います。
３）お尻を高く上げて背骨をしならせる
最後はお尻を高く上げ、腕を前に伸ばして背骨をしならせます。背骨がしなることで、脇の下、胸筋、背筋、お腹がストレッチされます。お尻を高く上げるほど強度が高くなります。きつい方はお尻の位置を低くしてください。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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