休むだけではもったいない!?チャイルドポーズの効果を再確認&やりやすくするコツ
休憩のポーズとして行うことが多いチャイルドポーズですが、体の動きを止めて休む以外の効果があるのをご存知ですか?
チャイルドポーズは動きを止めて休むだけ?
チャイルドポーズは休憩のポーズとも呼ばれることが多いため、体への効果は少ないように感じられるかもしれませんが、よくある体の不調の緩和にも効果が期待できます。
呼吸に意識を向けてリラックス
顔を下に向けて視界がさえぎられることで呼吸に集中しやすくなります。呼吸のペースがゆっくりと深くなることで副交感神経の活性化につながり、リラックス効果も高まって心が落ち着きます。
硬いお尻と腰回りが伸びる
お尻をかかとにのせて上半身を倒すので、長い座り時間で圧迫されるお尻をじっくりと伸ばしたり腰への圧迫感をやわらげて腰痛の緩和や予防にも効果が期待できます。
背中のこわばりを解消して姿勢維持
背中がこわばった状態が続くと背骨を支える力が減って姿勢が崩れてしまう原因になります。チャイルドポーズは前屈状態になるので、背骨が伸びて周辺の筋肉の硬さが解消されていきます。
消化を促進
息を吸うときに広がるお腹が前ももに当たるので、内臓への優しい刺激となって消化機能を活性化することができます。
簡単そうに見えるけれどやりづらい・・・そんな時は
お休みのポーズだから簡単そうに見えるかもしれませんが、次のような理由で難しく感じることもよくあります。
おでこが床につかない
背中が硬いと上半身を倒すのがつらく感じるかもしれません。上半身をねじったりキャット&カウのポーズで背骨を動かして、背中まわりをゆるめてからチャイルドポーズをしてみましょう。
また、クッションやヨガブロックの上におでこを乗せると頭の位置が高くなるので楽になります。
お腹が苦しい
食事の直後や、妊娠中でお腹が大きくなっている時など、お腹の圧迫を避けたいときは、膝を大きく開いてお腹の下に十分なスペースをつくると楽になります。
肩まわりがつらい
両腕を前に伸ばすと肩に痛みや不快感がでる場合は、両腕を胴体の横において指先を足の方へ向ける形をとっても大丈夫です。
やりづらいと感じる時にはポーズに少しアレンジを加えてみましょう。また、普段やりづらさを感じない人でも、体の伸びをより感じたりポーズが快適になることもあるのでおすすめです。
呼吸のポイント
息を吸う時に背中が大きく広がり、吐く時に広がった背中がゆるんでいく様子を感じながらポーズを続けましょう。どのポーズでも効果を高めるために大切な呼吸や体の状態に意識を向ける練習としてもチャイルドポーズはおすすめです。
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