【むくみ・重だるさがスッキリ】ベッドでできる!チャイルドポーズにちょい足し「むくみ解消ポーズ」

 【むくみ・重だるさがスッキリ】ベッドでできる!チャイルドポーズにちょい足し「むくみ解消ポーズ」
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Masako Janeway
Masako Janeway
2022-08-21

朝起きたときの顔のむくみや、夕方からパンパンになる脚のむくみ。なんとなく全身がむくんで重だるいと感じる人もいるかもしれません。そんなトラブルを感じる人はむくみが原因で、体内の老廃物が流れにくい状態になっている可能性アリです。朝晩ベッドの上でで手軽にできる「むくみ解消ポーズ」を紹介します。

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水の流れをよくしてむくみを解消しよう

むくみの正体はズバリ水分です。そして人間のカラダの約65%は水でできています。体内でこの水の流れがあるからこそ、身体の隅々まで栄養分が運ばれ、老廃物が回収され排出されているのです。むくみはこの水の流れがスローダウンしているサイン。その流れを再びスムーズにするためには、下半身を動かすポーズがオススメです。

むくみは体内の水の流れが滞っている状態で
イラストAC

糖質の摂りすぎに注意!

むくみ解消には塩分の摂り過ぎに気をつけるとよいと聞いたことがある人も多いでしょう。でも実は、糖質にも気をつけないといけません。糖質を摂り過ぎた場合、血糖値を下げるインスリンの働きによりナトリウム(塩分)の再吸収を促進してしまうため、体内のナトリウム濃度を保とうとする作用により水分を溜め込んでしまうのです。糖質は食事全体の50〜60%に抑えるようにしましょう。

むくみは女性ホルモンにも関係している

プロゲステロンは体内に水分をため込もうとする作用のあるホルモン、そのプロゲステロンの分泌が多くなる月経前は、女性は特にむくみやすくなります。また、女性ホルモンのエストロゲンが減少する更年期も、関節や筋肉の動きが悪くなりやすくむくみやすくなります。更年期は積極的にヨガや筋トレにチャレンジしたいですね。

簡単!ベッドでできる「むくみ解消ポーズ」

下半身の関節を動かし、軽く足に圧を加えるダブルの刺激で効果UPを狙えるポーズです。ベッドの上でも気軽にできるので朝晩のルーティンとして行ってみてください。生理中も体調が悪くなければ行っても大丈夫です。

①肩幅より少し広めに膝を開き、右足を下にして足首をクロスさせます。

肩幅より少し広めに膝を開き、右足を下にして足首をクロスさせます。
Photo by Masako Janeway

②両手を鼠蹊部に置き、背中を丸めないように注意しながら、お尻をかかとまで下ろして、元に戻す動きを5回行います。

両手は鼠蹊部に置き、お尻を踵まで下ろして戻す動作を5回行います。
Photo by Masako Janeway

③足首をクロスしたまま、手のひらを上に向けたチャイルドポーズをします。ゆったりした呼吸で約 10秒間キープしましょう。

足はクロスのまま、手のひらを上に向け腕を前に伸ばしたチャイルドポーズで約10秒キープ
Photo by Masako Janeway

④左右の足のクロスを入れ替えて、②の動きを5回行います。

⑤同様に③のチャイルドポーズをします。

⑥脚を閉じつま先を立て、手のひらを下に向けたチャイルドポーズをします。ゆったりした呼吸で約10秒間キープします。

最後は脚を閉じ、つま先を立てて
Photo by Masako Janeway
手のひらを上に向けたチャイルドポーズで約10秒キープ
Photo by Masako Janeway

 

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Masako Janeway

Masako Janeway

ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。



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むくみは体内の水の流れが滞っている状態で
肩幅より少し広めに膝を開き、右足を下にして足首をクロスさせます。
両手は鼠蹊部に置き、お尻を踵まで下ろして戻す動作を5回行います。
足はクロスのまま、手のひらを上に向け腕を前に伸ばしたチャイルドポーズで約10秒キープ
最後は脚を閉じ、つま先を立てて
手のひらを上に向けたチャイルドポーズで約10秒キープ