【下半身のしつこいむくみ】重だるさを解消!3つのポイントを押さえた集中ストレッチ

 【下半身のしつこいむくみ】重だるさを解消!3つのポイントを押さえた集中ストレッチ
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磯沙緒里
磯沙緒里
2022-08-15

1日の終わりには足がパンパンになっていたり、翌朝にも疲れが残っていたりと、下半身の疲れがなかなかとれない人へ。疲れを感じたら放置せずにまずはこのストレッチをやってみて。改善しましょう。今回は、そんな方に特に押さえておきたい部位をお伝えします。

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ポイントを押さえたストレッチのメリットとは

1日の終わりに下半身の疲労感やむくみをなんとかしたいけれど、そもそも疲れているわけですから、できるだけ効率的にケアしたいですよね。放置しておくと翌朝も疲れが抜けず、慢性的な疲労につながりかねません。その日の疲れはその日のうちに解消したいところ。日常生活の中ではなかなか伸ばしにくいけれど、下半身のポイントを押さえたストレッチに絞ることで改善しやすくなりますよ。

このストレッチを行えば、疲れがとれやすくなるだけでなく、以下の様々な変化も期待できます。

・血流、リンパの流れが改善される
・むくみ防止
・冷え症改善
・こりの改善
・腰痛改善

では、ストレッチすべきポイントをご紹介しましょう!

ここだけはストレッチすべき部位とは?

時間があれば全身をしっかりとストレッチすることが効果的なのはもちろんですが、今回は時間がない、疲れ切った時にこれだけは押さえてほしいポイントのご紹介です。

1. 太もも

太ももには大きな筋肉がありますので、下半身が重だるい時にはまずは太もものストレッチ! 太ももの前側、後側、外側、内側を満遍なくストレッチしておきましょう。

2. ふくらはぎ

下半身の血液を心臓に戻すポンプ機能を担うふくらはぎは、第二の心臓といわれるほど重要な部位。ふくらはぎのむくみは放置せず、老廃物を流して柔らかいふくらはぎに戻してあげましょう。

3. 股関節

股関節のまわりには大きな血管やリンパ節があるため、股関節周辺をほぐすことにより、血流が改善されます。また、股関節が硬い状態では前ももの筋肉ばかり使ってしまうことに。前ももはパンパンになりやすいため、股関節をほぐすことにより太ももへの負担を分散することにも繋がります。代謝改善、姿勢改善のためにも股関節ほぐしは必要です。

寝たままできる下半身ストレッチ!

疲れ切っている時、運動不足の状態が続いている時でも行いやすいストレッチをご紹介します。

前ももストレッチ

1. 横向きになり、膝を曲げ、上の足先を掴む
2. 足先をお尻方向に向かって引っ張り、太ももの前側が伸びている感覚があるところでキープ
3. 反対側も同様に行う

前ももストレッチ
photo by Saori Iso

もも裏&内もも&股関節ストレッチ

1. 仰向けになり、両膝を曲げて右手で右親指、左手で左親指を持つ
2. 右膝を伸ばし、左膝を手前に引き込む
3. 左膝を伸ばし、右膝を手前に引き込む
4. 2〜3を5回ほど行う
5. 両膝を曲げて足先を持ったまま、両足をできるところまで開脚。余裕があれば、膝を伸ばすとより効果的

股関節ストレッチ
photo by Saori Iso

ふくらはぎほぐし

1. 仰向けの状態で、両膝を立てる
2. 左膝の上に右ふくらはぎを乗せ、膝にふくらはぎを押し付けるようにしてほぐす
3. 反対側も同様に行う

ふくらはぎほぐし
photo by Saori Iso

 

動画で確認してみる

もう少し動く余裕がある時には、以下の動画を見ながらストレッチしてみましょう。下半身の重だるさを改善するために必要な部位をストレッチしていますので、翌朝に疲れを残したくない時にぴったりです。

 

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AUTHOR

磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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