【腰まわりの不快感】骨盤調整と腰痛改善を同時に叶える!腰のリリースとストレッチ
厚生労働省が腰痛予防対策を打ち出しているほど、悩んでいる人が多い腰痛。病院で検査をしても特に異常が見られない場合もあります。今回はそういった場合の腰痛の改善法についてご紹介いたします。
検査では異常が見つからない腰痛
「腰痛」とは病気の名前ではなく、腰部の痛みや張りなどの不快感の総称です。医師の診察や検査で原因が特定できるものは特異的腰痛、原因が特定できないものは非特異的腰痛と呼ばれます。そして病院を受診するほとんどの方が非特異的腰痛であるとされています。
腰の筋肉を緊張させる姿勢
本来背骨はゆるやかにS字カーブになっており、腰椎(腰の5つの骨)は前弯(前側凸の曲がり)になっています。そのため正常姿勢でもある程度腰は反っているように見えます。しかし姿勢を良く見せようとして無理に胸を張り出したり、重心が前にかかったりしている状態が長く続くことで、さらに腰が反ってしまうことも。
身体の背面には背骨を反らせる働きをする筋肉がついています。中でも、腰椎に付着している腰方形筋やその表側にある脊柱起立筋は反り腰によって硬くなり、腰痛を引き起こす原因となることがあります。
腰の筋肉を緩めよう!
腰の筋肉リリースのやり方
1)リリースローラーを準備する。
2)横向きに寝て、わき腹にローラーを当てる。
3)ローラーの向こう側に肘をつく。肘は肩の真下にセットする。
4)両膝を曲げて、上の膝を立てる。
5)胸をななめ上に向けて、足で床を押しながら上下に揺れる。(60秒程度)
腰のストレッチのやり方
1)一旦動きを止めて、今度は前後に揺れて横方向にほぐす。
2)ローラーを外して、あぐらで座る。
3)ほぐした方と逆の手をクロスするように膝に乗せる。
4)息を吸いながらほぐした方の手を上げて、吐きながら横に倒れる。
5)反対側も同じように行う。
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AUTHOR
門馬里菜
医療機関にて事務職として勤務する中でヨガと出会う。ストレスからくる体調不良をきっかけに人生を見直し、ヨガインストラクターへと転身。現在は仙台市と地元である南相馬市の2拠点でヨガを伝えている。【取得資格】IHTAヨガインストラクター2級/小顔フェイシャルヨガインストラクター/IHTAヨガインストラクター1級/RYT200
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