子どもたちにとってヨガが必要な8つの理由
7. 子どもたちはお互いに親切にし合う必要がある
現代の私たちの世界では、ごく幼い頃から、かつてよりずっとつながりあっているからこそ、子どもたちはさまざまなバックグラウンドや考え方を持った人々と頻繁に出合うようになってきている。そのことを直視しよう。現実と向かい合って、この世界はもっともっとお互いに思いやる気持ちを活かすことができるはず。子どもたちが自分たちの感情的な自我を操縦できるようにしてあげることで、ヨガは彼らが共感の根源を見出せるようにしてくれる。思いやりと共感とは、自身の親や教師たちとの関係と同じように、外部の仲間たちと健全な関係性を築くためにも堅固な基礎となるのである。
8. 子どもたちは自分自身がどういう存在か理解していっている最中である
子どもたちは人間であり、そしてほかの全ての人間同様、彼らは自分自身の存在を理解しようとしている真っ最中である。彼らは学んで成長しようとしている。そして自分自身の人生、生活に意味のあるつながりを創り出そうとしている。彼らはこの作業を「周囲に溶けこむ」という強烈なプレッシャーに直面しつつ行っているのだ。大人である私たちは自分の雑念を鎮めるためにヨガをやり、そして呼吸を通じて落ち着きと集中力とを見出している。だとしたら、こうした生きるためのスキルは子どもたちにとってもきわめて優れた道具たりうるのではないだろうか?
もしあなたが自分の子どもたちとともにヨガのプラクティスをはじめる心構えができたなら、大切なのは小さい子どもや10代の子がそれぞれ違った発達の段階にあることを忘れずに意識しておくことだ。身体的、感情的なニーズは子どもの年齢によってさまざまであり、ヨガをするさいには、多様なニーズのそれぞれに合わせた注意が必要になる。子どもたちを相手にする場合、大人のクラスでのペースや内容と同じでは、いい反応が得られないかもしれない。より重要なこととして、子どもたちの発達途上の体では安全に取ることができないポーズがいくつかある、ということがある。小さい子どもや10代の子を念頭において組み立てられたクラスを探し、発達段階に合わせた適切かつ楽しいプラクティスを見つけ出そう!
Article from yogahawaiimagazine.com
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