【誰でも痩せ体質になれる!】効果絶大な5分リンパヨガで「流れのいいカラダ作り」
リンパの流れをよくし「痩せやすい身体」に
それ以外の「痩せない」原因の1つに、リンパの流れが滞っていることがあるかもしれません。体内を流れているリンパは、滞ると体のあらゆる不調の原因に。体内には「リンパ管」が網の目のように広がっていて、その中を流れるのが「リンパ」です。リンパ管はいわゆる「下水管」の役割を担っており、体内を巡りながら余分な水分や老廃物、細菌類を排出しています。体内には「リンパ節」と呼ばれる場所があり、体内の有害物質をフィルターのようにろ過する働きを持っています。
このリンパ節が圧迫されるとリンパの流れが滞り、むくみや冷えなどの不調を引き起こしてしまいます。リンパ節は、鎖骨や脇の下、肘、そけい部(太ももの付け根)、膝の裏など、主に体の関節付近にあります。長時間の座り仕事で脚がむくんでしまうのも、そけい部にあるリンパ節が圧迫されてしまうからです。座りっぱなし、立ちっぱなしの状態が長時間続くようなら、途中で軽く体を動かしたり、ストレッチしたりしてリンパが流れるように意識しましょう。
【効果大!リンパの流れを促すヨガ】
①まずはウォーミングアップから。息を吸いながら手を広げ、胸を大きく開きます。息を吸い切ったら、吐いて背中を丸め、おへそを覗き込みます。吸う、吐くを1セットで、5セット繰り返しましょう。
②より多くのリンパが集まる左の鎖骨の溝をさすります。左右行います。
③脚を肩幅に開いて立ちます。手を腰の後ろで組み、胸を開いて斜め上を見上げます。余裕があれば、組んでいる手を体から持ち上げキープします。30秒キープしましょう。
④息を吐きながら、組んでいる手を引っ張り前屈します。お腹と腿をつけるような意識で、30秒キープしましょう。
⑤手を組み、手を返して上に伸びをします。吐きながら上体を右側に倒します。二の腕越しに天井を見上げ、30秒キープします。反対側も行いましょう。
⑥マットの前に両足を揃えて立ちます。右のつま先を45度外側へ開き、脚を後ろに大きく引きます。手を腰の後ろで組み、前足の膝を90度に曲げます。胸を高く引き上げ、組んでいる手を体から持ち上げます。30秒キープし、反対側も行いましょう。
ヨガやストレッチも、リンパを意識することで短時間でも効果が高まります。ダイエットだけではなく、美容や健康にぜひリンパを意識してみて下さいね。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く