【年末年始】食べ過ぎ・飲み過ぎたと感じた時に行いたい!消化に働きかける胃腸をケアするヨガ動画
年末年始は1年の中でも最も食べ過ぎ、飲み過ぎてしまいやすい時期といえるのではないでしょうか?イベントごとも多く、忙しなく過ごすことが多いこの時期は、気づくと胃が疲れて腸の調子も悪いなんてことが起こりやすいです。今回は、そんな時期にお勧めのヨガ的ケア方法をお伝えします。
ささいな生活の変化でも消化に負担がかかる?!
忘年会やクリスマス、お正月など、いつもよりも食べ過ぎ、飲み過ぎになりやすい機会が増えるのが年末年始ですよね。また、年末年始の休暇のために少し無理をして働いたり、なんとなく慌ただしく過ごしたり、12月〜1月はどうしても忙しなくなり疲れが溜まりやすい時期です。この時期は、暴飲暴食をしていなくても気づけば消化不良に陥ってしまうことも。以下に当てはまるものがある方はケアが必要です。
・仕事や家事などが忙しく、食事は急いで済ませることが増えた。
・いつもよりちょっと豪華だったり、塩分・油分・糖分が高い食事を摂る機会があった。
・忙しなくて休憩時間が取りにくかったり、帰宅が遅くなったりなど、食事を摂る時間がずれることがあった。
・食後1〜2時間で就寝することがあった。
・いつもと比べて睡眠時間が短い日が続いている。
・眠気や倦怠感からコーヒーや栄養ドリンクなどのカフェイン摂取量が増えている。
いかがでしたでしょうか?慌ただしく過ごすとついつい1食だけ、今だけと食生活が乱れたり睡眠不足、疲労を溜め込んだ生活を送りがちですが、こんな時こそ注意が必要です。1つでも当てはまるものがあったら、消化器官に負担をかけているかもしれません。
消化器官に負担がかかるとどんな不調に陥りやすい?
年末年始だけでなく、忙しない時期はついつい「今だけは仕方ない」という心理で様々なちょっとした無理をしがちです。暴飲暴食や睡眠不足など、楽しさと引き換えにある無理は気づきにくいかもしれませんが、身体にとっては負担です。消化に負担をかけるような無理が少しでもあると、どのようなちょっとした不調に陥りやすいのでしょうか?
・胃もたれ、胃痛など胃の不調
・便秘や下痢など腸の不調
・むくみ
・寝起きが悪かったり、眠気が抜けない
・疲れが取れない
・頭が働かないと感じることが増える
・やる気や元気が出ない
以上の不調にひとつでも当てはまる方は、以下のケア方法を試してみましょう。
消化器官に負担がかかった時のケア方法とは?
忙しなさや食生活の乱れから消化器官に負担がかかった場合、まずは以下を見直してみましょう。
規則正しい食生活を心がける
まずは、朝昼晩、時間を決めて食事を摂りましょう。この時、満腹まで食べずに腹八分目を心がけることをお勧めします。特に、食べてすぐ寝ると睡眠の質が低下してしまうため、就寝時間の3時間前までに夕食を済ませましょう。基本的なことではありますが、これらが乱れている場合は、気をつけるだけでも体調が整いやすくなります。
食事は落ち着いて摂る
忙しい時に、立ったまま急いで食べるなんてことがあるかもしれません。これを無くし、どれだけ忙しくてもまずは座って、よく噛んで食べることを心がけましょう。1食だけなら大丈夫と思わずに、ここを気をつけることで精神的にも落ち着きを取り戻しやすいでしょう。
消化器官に働きかけるようなヨガやストレッチをする
お付き合いなどでどうしても食べ過ぎ・飲みすぎてしまうことはありますよね。忙しさによって食生活が乱れてしまうことも、気をつけられないこともあります。消化器官に負担をかけてしまった翌日に、胃が重かったりむくんでいたり、倦怠感があったりと不調を感じたら消化器官に働きかけるようなヨガやストレッチ、マッサージがお勧めです。以下の方法でケアしてみましょう。
・経絡に沿ってやさしくマッサージ
簡単な方法は、経絡に沿って優しくさするようにしてマッサージする方法です。図を見ながら、弱っていると思われる経絡をさすってみましょう。例えば、胃が弱っている場合、つま先から脛や前もも、鼠蹊部、腹部、胸、のど、顔と身体の前側をさすっていきます。まずは3回程度下から上へとさすり、次に上から下へと3回程度さすりましょう。
・以下の動画を見ながら動いてみましょう。
消化器官へ働きかけ、むくみを改善する内容のヨガを行ってみましょう。全て行うのが難しくても、できる範囲で試してみるだけでも大丈夫です。体力があまりなくてもできる内容ですので、無理のない範囲で行ってみてください。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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