【年末年始】「いつもより食べ過ぎた翌朝」のお疲れ消化器官を労わるストレッチ3つ
いつもより“食べ過ぎた”翌朝の、胃もたれ、お腹の張りのツラさ…。飲食の量がグッと増える年末年始は、特に悩ましいですよね。そこで今回は、お疲れ気味の消化器官を労わるストレッチをご紹介します。
「今日、食べ過ぎたかも…」
年末年始になると、こんなふうに後悔した気持ちで一日を終えることもあるのでは?
飲食の量がグッと増える時期は、食べ過ぎによる体重の増加やスタイルの崩れが気になるところ。なのですが、食べた物は、当日もしくは翌日すぐに脂肪に変わるわけではないので、少しずつもとの食生活に戻したり、運動を取り入れたりしていくことが大切です。
そして、もうひとつ意識したいのが、消化器官を労わるということ。
食べる量・回数が増えると、消化器官が“消化吸収”のために活発に働き続けることになるため、かかる負担が大きくなるのです。すると、フル稼働して疲れた臓器周辺の筋肉が強張ったり、収縮したりして、内臓機能をさらに低下させてしまうことも。
「胃がもたれてムカムカしている」「お腹が張ってツラい」、そんな食べ過ぎた翌日の朝は、お疲れ気味の消化器官を労わる腹部のストレッチをするとよいでしょう。
疲れた消化器官を労わる朝のストレッチ3つ
ここからは、飲食量の増加によって、負担が大きくなった消化器官を労わるストレッチをおこなっていきます。
ストレッチ1
(1)仰向けになり、両ひざを胸の前に引き寄せたら、手で抱える~60~90秒キープ
→肩・腰はなるべく床につけておく
(2)頭を起こして、額を足に近づける~60~90秒キープ
→自分のヘソを見るように、頭~上体を起こしてくる
→静止した状態がツラい場合は、前後に転がるように動いてもOK
ストレッチ2
(1)仰向けになり、ひざを立てたら、両手は体の横に広げる
→かかとは、お尻から一足分離した位置を目安に
(2)右足を上にして、足を組む
→息を吸う
(3)両足を右側に倒す~60~90秒キープ
→息を吐きながら、足を倒す
→腰に痛みがある場合は、足を倒す角度を調節する
(4)(1)の姿勢に戻り、左足を上にしたら、両足を左側に倒す~60~90秒キープ
ストレッチ3
(1)仰向けになり、左ひざを曲げたら、かかとをお尻に近づける
→左手で左足先を持って、かかとをお尻に近づける
(2)両手を頭上に伸ばす~60~90秒キープ
→手の指と足の指で、軽く引っ張り合うようにする
→腰の下に隙間ができやすい場合は、丸めたタオル・クッションなどを置いてもよい
(3)反対側も同様におこなう
以上、食べ過ぎた翌朝の疲れ気味な消化器官を労わるストレッチを紹介しました。
起床後であれば、前日の食事から時間が空いていますが、そのほかの時間におこないたい場合は、消化不良を避けるためにも食後2時間ほど空けるとよいでしょう。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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