【寝起きなのにもう疲れている人に】朝の体をジワ〜ッとほぐす“クロス”の朝ストレッチ3つ

 【寝起きなのにもう疲れている人に】朝の体をジワ〜ッとほぐす“クロス”の朝ストレッチ3つ
Saori Takagi
高木沙織
高木沙織
2021-09-19

同じ姿勢のまま長時間過ごすようになったり、運動不足で体を動かす機会が減ったりすると、これまでよりも疲労感・ダルさを強く感じるのではないでしょうか。そして、「ゆっくり休めばきっと」と期待しても、朝になってもずっと疲れたまま……。 そんな手ごわい疲労・ダルさにお悩みの方は、朝、次のようなストレッチを試してみてはいかがでしょうか。

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これまでと比べて、体を動かす機会がグンと減った。それなのに、どういうわけか前よりも疲労・ダルさを強く感じる……。

こんなお悩みを抱えている方はいませんか?

「動いていないのに疲れるのは、どうして?」と疑問に感じたこともあるかもしれませんね。

これは、長時間の同じ姿勢や運動不足の生活が続くことで、筋肉が使われず、硬く強張って凝り固まってしまっていることも原因のひとつに挙げられるでしょう。さらには、血液・リンパの流れなどにも影響があらわれますから、老廃物が滞って疲労感は増すばかり。

眠れば翌日にはスッキリするだろうと思っても、寝姿勢によっても筋肉や関節は凝り固まってしまうため、朝からすっきりしないという“手ごわい疲労・ダルさスパイラル”に陥ってしまうのです。

とは言っても、これから仕事や予定が詰まっているという朝は特に、何とかして体をすっきり・シャキッとさせたいところですよね。

そこで今回は、さまざまな角度から体をジワーッとほぐしてくれる“クロス”のストレッチを3つ紹介していきたいと思います。

クロスのストレッチ①・・・うつ伏せver.

(1)床にうつ伏せになり、肩の下にひじをついたら上体を起こす

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(1)床にうつ伏せになり、肩の下にひじをついたら上体を起こす

→足は腰幅に開く

→目線は正面に向ける

(2)右手のひらを天井に向け、左脇の下をくぐらせる

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(2)右手のひらを天井に向け、左脇の下をくぐらせる

→右手の指先は、無理のない範囲で遠くに伸ばす

(3)右肩と側頭部を床につけ、60~90秒キープ

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(3)右肩と側頭部を床につけ、60~90秒キープ

→首のうしろが詰まらないように、あごを軽く引く

(4)反対側も同様におこなう

クロスのストレッチ②・・・座位ver.

(1)あぐらの姿勢で座る

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(1)あぐらの姿勢で座る

→左右の座骨に均等に体重を乗せ、骨盤を立てる

(2)右腕が上にくるように腕を体の前でクロスさせ、指先を床につく

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(2)右腕が上にくるように腕を体の前でクロスさせ、指先を床につく

(3)指先を前に歩かせながら、手と手の間隔を広げる

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(3)指先を前に歩かせながら、手と手の間隔を広げる

→股関節から上体を前屈させていく

(4)手のひらを床につけたら、頭・首を脱力させて60~90秒キープ

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(4)手のひらを床につけたら、頭・首を脱力させて60~90秒キープ

→お尻が床から浮かない程度に前屈をする

(5)上体を起こしてきたら、左腕を上にクロスして同様に前屈をする

クロスのストレッチ③・・・立位ver.

(1)右足の前に左足をクロスさせたら、股関節から上体を前に倒す

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(1)右足の前に左足をクロスさせたら、股関節から上体を前に倒す

→左右のつま先を合わせるように、内側に向ける

(2)息を吐きながら、前屈を深めて60~90秒キープ

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(2)息を吐きながら、前屈を深めて60~90秒キープ

→ひざは曲げずに、上体は無理なく倒せるところまででOK

(3)足を組み替えて、反対側も同様におこなう

 

腕や足をクロスさせたストレッチでは、肩関節・股関節といった主要な関節を動かすための筋肉がいつもとは違ったさまざまな方向に、深く伸びる感覚を得られるでしょう。

手ごわい疲労やダルさの原因となる筋肉の凝り固まりにアプローチして、今日もよい一日を。

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高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



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